その名はカブ……じゃないよ!? ホンダが電動スクーター「CUV e:」「ICON e:」をインドネシアで発表
ICON e:
ICON e: は、日本で原付一種として販売されているEM1 e:をベースに、バッテリーを含む主要電動部品を変更し、外観もインドネシア向けに一新したニューモデルだ。バッテリーには中国で普及している三元系リチウムイオンを採用し、充電は車載状態/バッテリー単体の2通りが可能だという。 バッテリーはステップボード内に収められ、取り外して充電することも可能。これによりシート下にはヘルメットなどを収納できる容量26Lのスペースを確保した。同じくシート下には小物入れスペース、フロントにはインナーラックとUSBタイプA充電ソケットを標準装備し、利便性を高めている。 灯火類はフルLEDで、メーターは反転表示の液晶フルデジタル。スピードメーターや時計に加え、バッテリー残量などを表示可能だ。車載状態で充電する際にはシート前端の下にあるコネクターを使用する。 モーターはインホイール式で、1充電あたりの最大航続距離は53km。最高速度は55km/hだ。インドネシアでの価格は2800万ルピア~3200万ルピア(約26万9000円~29万8000円)と、同じkインドネシアで販売されているEM1 e:の4000万ルピア(約38万4000円)を大きく下回る。 主要諸元■全長1796 全幅680 全高1085 軸距1298 シート高742(各mm) 車重89kg■インホイールブラシレスモーター 最高出力1.81kW/618rpm 最大トルク85Nm/110rpm 定格出力1.5kW バッテリー48V/30.6Ah■タイヤサイズF=900/90-12 R=100/90-10 ※諸元はインドネシア仕様 ※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。