GWは「おうちにいて」 小池都知事が臨時会見(全文2完)コロナ感染は人ごとじゃない
東京都の小池百合子知事は23日午後、都庁で臨時会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都の小池知事が臨時会見 スーパーの入店制限など要請へ(2020年4月23日)」に対応しております。 【動画】東京都の小池知事が臨時会見 ◇ ◇
市区町村の公園はどうするのか
時事通信:時事通信の斎藤です。よろしくお願いします。都立公園の利用自粛、それから駐車場などの閉鎖ということですけれども、もっと身近な区とか市の公園もあると思います。今、子供たちで結構あふれているということで、少しご近所の方から苦情が出ていたりとかっていうこともあるかと思います。そちらの小さな公園のほうをどういうふうにしていくのか、方針を市や区に示すのかということと、それから子供たちはやはり遊ぶことが仕事だと思います。子供たちの連休中の過ごし方について、知事はどういうふうにお考えか教えてください。 小池:公園の件はどうぞ。 遠藤:では私のほうから先に公園の件についてお話をします。お話がありましたが、公園と一口に申しましてもさまざまな種類があります。区立の児童公園などはかなり小さいものもあるし、区市町村立であっても大きなものもあるというふうに、これは理解をしております。それぞれ各区市町村において判断をしていただくことになりますが、われわれとして今回取った措置を参考にしていただきたいというふうに考えております。 子供たちが遊ぶ場を確保するという要請、そこで遊具を使ってしまって感染してしまう可能性、あるいは一緒に連れてこられた保護者の方がそこで会話をすることによって濃厚接触して感染してしまう可能性など、さまざまなリスクがある中で、区市町村と歩調を合わせて、施設の使用については考えていきたいというふうに考えております。
自宅学習できるさまざまな工夫を提供中
小池:子供さんたちがずっと学校が、小学校1年生になってからもまだ学校に一度も行ったことのない、そしてまた、進級したけれども学校をやっていない。親からすれば、うちの子は遅れてしまうんじゃないだろうか。今年受験なのに。いろいろあるかと思います。 今、おうちで学習できるようなさまざまな工夫を提供させていただいております。また、各学校も工夫しながら、すでにオンラインができる学校もあれば、そうでもないところもあります。いろいろ工夫をしながら、学力に遅れを取らない、そのような工夫も今、東京都の教育庁におきましてもいろんな工夫を重ねているところであります。 それから朝、学校に行く登校時間とか、今はそれがないわけですから、生活のリズムがつくれないということも懸念材料かと思います。親御さんがそこはしっかりと、子供の1日の生活のリズムをつくるようにしっかりと教育をされたり、また、今、始まっておりますけれども、朝の学校、そして午後の学校と、例えば『Tokyoおはようスクール』を放映しておりますけど、これを使って1日の子供のリズムをつくろうという、それの工夫をされておられる方も多々いらっしゃるわけであります。 いろいろ家庭でのニーズ、子供の興味、そしてまた、学年として知らなければならない、学ばなければならない、いろんな教科の程度等々を勘案しまして、東京都としてもしっかりと子供の教育が、また、それからおうちで子供さんがずっといるということに対してのご家族の過ごし方、これなどについても、いろんなコンテンツやいろんな工夫を提供してまいりたいと考えております。重要なご質問だと思っております。 司会:それでは挙手をお願いいたします。 小池:読売さん。