GWは「おうちにいて」 小池都知事が臨時会見(全文2完)コロナ感染は人ごとじゃない
買い物頻度を減らす効果は見積もっているのか
読売新聞:読売新聞の野崎と申します。よろしくお願いします。2点ありまして、毎日のお買い物を3日に1回程度というふうにお願いするわけですけれども、この点、その根拠となるデータといいますか、このお願いを皆さん守っていただいたらどれくらい減るかとか、そういうシミュレーションがあるのかというのがまず1点で、もう1つが商店街の自主的な取り組みの支援で、先日、補正予算が決まった、成立したばかりなんですけれども、この補助金の財源というか、どれぐらいの規模でどれくらいやられるかというのがもし決まっていれば。この2点をお願いします。 遠藤:それでは最初に、3日に1回程度のシミュレーションのほうの話ですけれども、これはわれわれとしてもお願いベースでやる話なので、基本的に3日に1回であれば3分の1に減るという単純計算になりますけれども、それが全体の接触機会の8割削減にどの程度の寄与度があるのかについては、それは必ずしも明らかになっていないのは正直言うとそういうところにはなります。 しかしながら現在、ターミナルとか繁華街で一定の効果が得られているのに対して、やはり商店街、スーパーなどが大きなクラスターになってしまう可能性が高いということに対して危惧感を持っていますので、3日に1回程度という形で3割削減ぐらいの大きな目標を示しておいて、都民の皆さまにお願いしたいということでございます。 村松:商店街の取り組みですけれども、今回の事業については、商店街が自主的に休業等に取り組んでいただくということに対して奨励金を交付したり、さまざまな3密を避ける工夫をしてくれたいろいろな取り組みに対して補助金で支給すると、その2つの要素から成り立っているんですが、これらについて詳細は今、早急に詰めている段階でございまして、また、財源についても現在、詰めている段階でございます。 司会:それでは挙手をお願いいたします。