自然の中で人の密集を避けるためにどうしていきたいか

フジテレビ：フジテレビです。すいません、ちょっと内容が多岐にわたっているのでいくつか質問させてください。まず、高尾山のケーブルカーの運休なんですけれど、われわれが取材をしていても結構、山とかそういったほうにたくさん人が集まっている。これは東京都に限ったことではないんですが、非常にそういった山、自然の中であれば安全なんじゃないかという気持ちで結構、出ていく人がたくさんいるようです。そういった実態についてどのように把握していて、また、高尾山のケーブルカーですとかそういう、自然の中とはいえ人が密集することを避けるためにどういうことをしていきたいのかということと、あと、スーパーでの3密の解消なんですが、これは結構、業者の方自体、レジ係の方がレジをやっていて怖いですとか、ただ、お客さんが相手なのでなかなか言いづらい部分もあるというところを、さらにどのように従業員の安全も守っていってほしいかという辺りをもう少し詳しくお伺いさせてください。 　あと、在宅を楽しむためのコンテンツ作りですけれど、さっきこんまりさんの話もありましたが、さらにどういったコンテンツ、特にコンテンツといっても年齢層が幅広いと思いますので、どういったものを特に広げていきたいのか、お願いします。 遠藤：高尾山のケーブルの話でございますけども、まずご指摘のように、自然の中でこの時間を過ごしたいという方が都内の各所、あるいは先ほど知事からもお話がありました神奈川の湘南海岸などに押し寄せるというような状況が生じていることで、かえって3密が生じるということに対しては懸念を有しております。しかしながら基本的には自然、屋外の環境の中でありますので、一律にこれを規制することはなかなか難しいというのもまた一方で、法的な規制の中ではあるというふうに考えております。 　そうした中で、もともと観光客が多い高尾山については事業者の方との協議が整いましてケーブルカーを運休するという措置を取ることになったわけでございますけども、基本的には今後さまざまな場所で、地元の市町村からの要望等も踏まえて、例えば麓の駐車場の閉鎖であるとか、場合によっては散策路の一部閉鎖であるとか、そういうことも必要に応じて考えていきたいというふうに考えております。