新プロレス団体「GLEAT」誕生 「理想は格闘プロレス、THE UWF」と田村潔司
田村「UWFという言葉を残したいし歴史にしていきたい」
田村は同チャンネル内で、自身がファンだった頃はアントニオ猪木、藤波辰爾、長州力、初代タイガーマスク、そして前田日明、高田延彦などが繰り広げた、単純に闘いを見せる「過激なプロレス」が全盛で、そこから田村自身も格闘技的なプロレスであるUWFに入って行ったとデビューに至る経緯を説明。純プロレスは純プロレスですごくいいところはあるとしつつ、「23歳ぐらいのときビールやお菓子片手に試合を見られたくなかった。しっかり試合を見てほしかった。そういうふうにさせるには、こっちが何か発信しなきゃいけないっていうつもりでやっていた。僕の理想は格闘プロレス、THE UWF。それを作りたい。UWFという言葉を残したいし、歴史にしていきたい」と思いを吐露している。 田村自身は「ロープに飛んだり跳ねたりとかプロレスの練習をした経験があまりない」というが、田村に足りない部分をNOSAWAやハヤシが補い、長州がアドバイスする形になるのだろうか? その辺りは実際には果たしてどのようなバランスになるのか、まだ見えてこない。 伊藤は「小さい頃からやっていた空手を生かしたプロレスをやりたい。田村さんが関わるということは打撃などUWF要素を教えていただけるので興味があった。長州さんにごあいさつしたとき、『プロレスラーになるんじゃないぞ、プロのレスラーになりなさい』と言われて、自分のなかでくるものがあった」と話し、WRESTLE-1時代はペガソ・イルミナルとしてマスクをかぶっていた渡辺は「変わりたい第一歩としてマスクを取った。プロレスラーである以上、強さを求めたい。プロレス以外の格闘技経験がないので、強くなる意味でも田村さんのもとで練習したいと思った。ひとつにとらわれずハヤシさん、NOSAWAさん、長州さん、田村さん、すべての人からいろんなものを吸収して自分のファイトスタイルにしたい」と意気込みを語っている。 「すべては皆様が熱狂と心酔できるリングのために」をキャッチフレーズとしているようだが、果たしてどうなるか。