ジャニーズ、山下智久と亀梨和也の処分発表 未成年女性と飲酒の場で同席
ジャニーズ事務所は17日、所属する山下智久(35)の芸能活動自粛と亀梨和也(34)への厳重注意処分を発表した。今月7日に「文春オンライン」で報じられた、未成年女性らとのバーにおける深夜の同席や同じホテルに女性と滞在したことなどを受けてのもの。2人は、事前に女性らが成人であるとの説明を受けており、未成年との認識はなかったという。
看過できなかった未成年女性スキャンダル
「文春オンライン」では7月30日午前4時半頃、約10分の時間差で都内・港区の同じバーからそれぞれ出てきた山下と亀梨の写真を掲載。共通の知人を交えた飲み会を楽しんでいたという。その後山下はタクシーで都内の高級ホテルにチェックイン。遅れること約1時間後の午前5時半過ぎに1人の女性がタクシーでホテルに到着、山下が待つラグジュアリーフロアへ向かったという。ところが、バーでの飲み会には2名の未成年の現役女子高校生モデルもいたといい、後で山下の入ったホテルにタクシーで到着したのもそのうちの1名だという。 ジャニーズ事務所の発表によると、同事務所は報道を受けてすぐに山下と亀梨に事実確認を行ったところ、2人は女性に対し事前に年齢確認をしており未成年という認識はなかったという。また、同事務所は「特段飲酒の有無も把握はしておりませんでしたが、その方を含む来店客と飲食の席を共にしたこと自体につきましては率直に認めております」と説明したうえで、「両名は飲食店などの場に未成年の方が居合わせることのないよう平素から意識を働かせていたにもかかわらず今回のような結果を引き起こすこととなった要因の一つとしまして、店内に居合わせた方が積極的に年齢を偽っていたことが挙げられるのではないかと認識しております」としている。 とはいえ、折しも新型コロナウィルスと向き合いながら多くの人々が生活している状況であったことなども鑑みて、同事務所としては「たとえ自治体による酒類を提供する飲食店への時短営業要請下にない時期の出来事であったとしても、自身の置かれた立場に対する自覚と責任に欠けた行動であったと弊社といたしましては重く受け止めております」と判断、山下は一定期間の芸能活動自粛、亀梨に対しては厳重注意の上、書面による反省を促していくという。 また、同事務所では事実確認のため発表までに時間を要したと説明している。 「2018年には小山慶一郎と加藤シゲアキの未成年女性との飲酒が報じられ、ジャニーズ事務所は小山を活動自粛、加藤を厳重注意としました。他にも未成年飲酒関連で処分を受けたタレントがいます。さらに未成年への強制わいせつ容疑で山口達也を契約解除としました。未成年相手の不祥事には社会も敏感で、事務所としても看過できない。たとえ山下と亀梨が未成年女性が同席し飲酒していたとは知らなかったといっても、特別扱いするのは無理がある状況でしょう」(スポーツ紙40代女性記者) 本来の芸能活動で話題になって欲しいものだが、脇が甘かったか。 (文:志和浩司)