「日本の人が好き」 15年ぶりの訪日に喜ぶスペイン人家族 息子が一番気に入った日本の食べ物とは
多種多様な日本の料理。なかには海外の料理に似た料理もあります。親日家の両親とともに、初めて日本へやってきたスペイン人の男の子は、今回の滞在で一番気に入った日本の食べ物を教えてくれました。スペインにも見た目が似た料理があるといいます。どのような料理なのでしょうか。 【写真】スペイン人が「すごく気に入った」日本の食べ物 スペインの似た料理「エンパナーダ」の写真も ◇ ◇ ◇
家族で東京観光 東京ディズニーランドへも
スペインの首都・マドリードから、家族3人で初めて日本へやってきたレオくん。両親は親日家で、父親のフアンさんが訪日するのは今回でなんと6回目、母親のヴァネッサさんは5回目になります。 両親は訪日経験がとても豊富ですが、実はコロナ禍もあり、15年ぶりに日本の地を踏んだといいます。「建物も日本にあるお店もすべてが大好きです」とフアンさん。「日本の人が好きだし、清潔で安心感があります」とヴァネッサさんも日本を大絶賛します。 レオくん一家は1週間滞在し、関東近郊を観光する予定です。すでに代々木や青山、明治神宮、銀座、浜離宮など都内各地をめぐり、東京ディズニーランドも楽しんだのだとか。これから移動する箱根では、レオくんにとって初めての温泉体験が待っているそうで、家族揃ってその時を心待ちにしている様子でした。
「スペインにも似たような食べ物はありますが、別物ですからね」
東京散策をするなかで、さまざまな日本の食べ物を堪能しているというレオくん一家。なかでも、レオくんが一番気に入った食べ物があるそうです。 「餃子! 味がすごく気に入ったんだ」 レオくんにとって、ラーメンやカツ、焼き鳥など、今回の滞在で食べた数多くのもののなかでも、餃子が最高だったといいます。母親のヴァネッサさんによると、スペインに日本の餃子と似た形の食べ物があるのだとか。 「スペインにも似たような形をした、揚げてあるエンパナーダという食べ物がありますが、別物ですからね」 エンパナーダとは、肉や野菜を炒めた具をパン生地で包んだものを、地域や家庭によって焼いたり揚げたりして食べるスペイン料理のひとつ。薄く丸い生地の中心に具を乗せて半分に折りたたみ、縁を閉じることから、日本の餃子と形が似ているとレオくん一家は感じたんだそう。 しかし、味も調理法も異なる日本の餃子とエンパナーダ。日本の餃子を食べてレオくんは、すっかり虜になったようです。 親日家の両親のもとで、さまざまな日本食を味わっている様子のレオくん。初めての温泉体験も、一生の家族の思い出にしてほしいですね。
Hint-Pot編集部