最も集客した試合は? J1観客数ランキング1~10位。5万人超え多数! 圧巻のトップは?
明治安田J1リーグは12月8日に最終節を迎え、ヴィッセル神戸が昨シーズンに続き連覇を達成した。今シーズンも全国各地で熱戦が繰り広げられたが、1番スタジアムが熱狂したのはどの試合なのか。今回は、J1全380試合の中で最も観客を動員した対戦カードの1位から10位をランキング形式で紹介する。
10位:FC町田ゼルビア対浦和レッズ(国立競技場)
観客数:48,887人 開催日:8月31日(第29節) シーズン開幕と同時に巻き起こったFC町田ゼルビア旋風は、シーズンを折り返しても弱まることなく、クラブは首位の座をキープしてきた。しかし、8月に入ると少し陰りが見えるようになり、第28節終了時点で2位のサンフレッチェ広島との勝ち点差は2。結果次第で首位が交代する可能性があった。 そんな町田にとっての今後を左右する第29節の舞台は国立競技場に。相手も熱狂的なファンを多く抱える浦和レッズとあって、入場者数は48,887人を数えた。 8月最後の一戦は得点が入り乱れる展開となった。浦和が関根貴大のゴールで先制するも、町田もオ・セフンのヘディング弾で同点に追いつく。87分にチアゴ・サンタナが浦和に勝ち越し点をもたらすも、アディショナルタイムにエリキの得点で同点に追いつき、J1初挑戦のクラブが何とか勝ち点1を拾う形となった。 ただ、他会場の広島が勝利したことで、町田は2位へと転落。5月19日の第15節以来、14試合ぶりの首位交代となった。
9位:FC東京対浦和レッズ(国立競技場)
観客数:49,005人 開催日:4月3日(第6節) 新国立競技場が日本プロサッカーの舞台で用いられるようになってから、FC東京は今季開幕時点で5度試合を行っている。その結果は4勝1分と国立を大の得意としており、今季初国立となった第6節浦和レッズ戦でも勝利が期待された。 開幕5戦で1勝2分2敗とスタートダッシュに失敗したFC東京は、この試合でチアゴ・サンタナに先制点を許してしまう。 しかし、1点ビハインドで前半を折り返す形となったが、後半に入ると流れは一変し、50分に荒木遼太郎の得点で同点に追いつき、58分には松木玖生の今季初得点で逆転に成功する。このリードを守り切ったFC東京が2-1で勝利を収めた。 FC東京は新国立競技場での無敗記録と同時に毎試合2得点以上という記録も継続している。多くの得点を挙げ、負けない。国立は東京ファンにとってとても縁起のいいスタジアムとなっている。