池袋でストリートカルチャーの祭典「TOSHIMA STREET FES.2024」が開幕。APOP楽曲を使った即興の2on2ダンスバトルも開催
ストリートカルチャーの祭典「TOSHIMA STREET FES.2024」が11月2日に、東京・豊島区で開幕した。「THE PARK IS YOURS」をテーマに池袋西口公園グローバルリング、中池袋公園、東京芸術劇場前、harevutai、Club Mixaで3日まで、さまざまな催しが行われる。 同フェスは昨年から開催。ブレイクダンス、パルクール、ヒップホップミュージックアートなどを実施し、昨年は3万2216人が来場した。 初日のオープニングでは「としま地域クラブ/ブレイキン」の中学生たちがブレイクダンスのショーケースを披露。この「としま地域クラブ」は豊島区教育委員会放課後対策課の事業で、豊島区立中学校の生徒であればだれでも参加できるクラブ。その中の一つのクラブとして「マルチスポーツ部」を9月から実施しており、9~10月のブレイキンは豊島区を本拠地に活動する世界的ブレイキンクルー「FOUND NATION」のメンバーであるLilpinscher(リルピンシャー)が指導。この日は6人の中学生がわずか2カ月とは思えないダンスを披露した。
続いて行われた「マルチスポーツトークショー」にはパリ五輪競泳男子200メートルバタフライ日本代表の本多灯、ブレイキンKOSE8ROCKSディレクターのSHUVAN、豊島区政策経営部シティプロモーション課施策調整グループの平沼瑞枝係長、マルチスポーツ研究の第一人者である筑波大学の大山高教授(MC)が参加し「ストリートカルチャーと新しいスポーツの形」というテーマで豊島区から世界に発信するストリートカルチャーをマルチスポーツというキーワードを切り口にトークを展開した。 本多は8月に行われたイベントでブレイキンを初体験。この日はSHUVANの指導のもと「チェアー」に挑戦も惜しくも失敗。 トークでは本多が「リズムに乗るということを水泳につなげたいというところがあって。水泳の場合はテンポで泳ぐ。右左右左という感じ。その時にどうしてもきつくなったり、僕は右呼吸なんですが左がおろそかになるとテンポが崩れる。ダンスバトルやブレイキンって絶対にリズムは崩さないで、リズムに乗って体を動かすことが大事って勝手に思っているんですが、そこでリズムが崩れやすいときに意識していることがあれば教えてほしい」とSHUVANに質問。