「学歴ロンダリングしたっていいじゃん!」短大卒業後の学び直しに1200万円課金→32歳で無事ニート。「落ち込む母」はどこで何を間違えたのか?
どうやら娘は、もっと学力の高い大学に自力で入り直し、周囲を見返したくなったようだった。当時まだ元気だった夫は、諸手を挙げて娘の決意表明を歓迎したという。 「娘は残りの短大生活を送りながら勉強を頑張っていましたが、受験は全て失敗。それでも諦めきれずに20歳から予備校に通い、2年間必死で勉強して偏差値60以上とかいう有名私大に入りました。受かったのは文学部です。ある外国語の文学専攻でした」 美知枝さんや夫にとっては馴染みのない専攻だったが、当時は夫婦揃って生まれ変わったかのようなわが子の努力を褒めたたえた。 娘が将来どんな職業につくのか、どんな活躍をするのか、にわかに楽しみが生まれた気がしたそうだ。 「以前とはうって変わって読書家になるなど、目まぐるしい変化を見せた娘でしたが、一番驚いたのは、大学3年の頃『大学院に行きたい』と言い出したことです。 語学スクールにも行っていて自信をつけたらしく、ある地方の国立大の院を受験するんだと」 美知枝さんの娘は見事、大学院に受かり、親戚や友人も「きっと大器晩成よ」と言って褒めたそう。美知枝さんの夫も「あいつは末は博士か大臣かってやつじゃないのか?」とご満悦だったいう。 「娘の将来に期待しかしていませんでした、その頃までは」 高校卒業後、実に3校もの大学を渡り歩き、見た目に立派な学歴を残すことになった美知枝さんの娘。 しかし、大学院卒業後はどこにも就職することも研究者になることもなく、28歳で実家に戻ってきた。聞けば、就職活動さえしなかったのだとか。 ☆将来を期待された娘がフリーターになった理由とは。次回、親戚一同あきれ果てる言い訳が放たれる……。衝撃の後編へ続く☆ 取材・文 中小林亜紀
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