じつは「白湯を飲む」は逆効果?意外と知らない「温活」食習慣5選
「昼」の温活食習慣
つづいては、「昼」の温活食習慣について。
●Q:ティータイムはショウガ紅茶でひと息つく
→A:○ ショウガを加熱・乾燥させると温活効果がアップ ショウガを加熱・乾燥させると、成分のジンゲロールがショウガオールに変わり、温活効果が高まります。 「ショウガ、シナモン、黒糖を豆乳で煮出したところに紅茶を加えたチャイ風飲料もおすすめ」(櫻井先生)。「市販品の『蒸しショウガパウダー』も、手軽に使えて便利ですよ」(石原先生) さらに、とろみで体内でも温かさが持続するくず湯や、カカオポリフェノールで血流を促すココアもおすすめです。
「夜」の温活食習慣
最後は温活の「夜」の食習慣です。
●Q:夕食は、香辛料たっぷり!辛いお鍋で温まる
→A:△ 基本は薄味&旬の食材を使うこと 漢方では、旬の食材を温かい汁物にして、しっかり食べるのが養生の基本。旬&地場産の食材は、その時季をその土地で快適に過ごすために、自然が与えてくれたものなのです。 「ポイントは薄味にすること。胃腸が働きやすくなり、食べ物を消化分解してエネルギーや血液に変える力が高まるので、結果的に体が温まります。なお、唐辛子などの香辛料をたまに使うのはいいのですが、体温への影響は微々たるものです」(櫻井先生)
冷え性の人の体を温める食材リスト
【肉・魚】牛肉、鶏肉、羊肉、アジ、イワシ、サバ、鮭 【野菜】カボチャ、タマネギ、長ネギ、カブ、シソ、ニンニク、ショウガ 【スパイス】シナモン、コショウ、唐辛子 【そのほか】インゲン、もち米、米麹、日本酒、酢 ※ とりすぎると、のぼせや肌トラブル、粘膜の炎症の原因にもなるので注意。
ESSEonline編集部