【チャンピオンズC】昨年2着のウィルソンテソーロは仕上がり完調 小手川調教師「ヒューマンパワーが大きい」
◆第25回チャンピオンズC・G1(12月1日、中京競馬場・ダート1800メートル)=11月29日、美浦トレセン 【データで見る】ウィルソンテソーロの血統、戦績 昨年の2着馬ウィルソンテソーロ(牡5歳、美浦・小手川準厩舎、父キタサンブラック)は、坂路を64秒7―15秒0で登坂。力強いフットワークは連戦の疲れを感じさせない。小手川調教師は「韓国(コリアカップ)、佐賀(JBCクラシック)ときて疲れていないわけではないが、担当がそれをカバーしてくれています。ヒューマンパワーが大きいですね」と、担当を務める榊原哲夫厩務員への感謝を口にした。シンボリルドルフを手がけたこともあるベテランの熟練のケアで、仕上がりは完調を迎えたようだ。 トレーナーは「パドックで川田ジョッキーがまたがったときに『すごい仕上がり』と言ってもらえるように頑張りたいと、いつも榊原さんと話しているんです。恥ずかしくない仕上がりにしたいですね」と静かに意気込んだ。
報知新聞社