参院選を前に論戦 「ネット党首討論」開催(全文5)公約かどうかを聞いている
共産・志位委員長「つまり自民党の改憲案か」
志位:公約ってことですね。公約かどうかって聞いてんです。つまり自民党の改憲案ですね、条文案。4項目の条文案が、要するにこういう方向で国民にお示しして、国民の皆さんに支持していただくということであれば公約になりますね。 夏野:安倍さん。
自民・安倍総裁「まずは憲法審査会で議論いただきたい」
安倍:一番最初の、私、このごあいさつで公約として位置付け、そしてその条文イメージとしてお示しをさせていただいてると、こう申し上げました。しかし3分の2という高いハードルがありますから、これがそのまま国民投票に付されるとは、われわれは誰も思っていないわけでありまして、まずこれが私たちは正しいと思いますが、しかし、まずは憲法審査会において大いにご議論をいただきたいと、こう思っているところであります。 志位:よく分かりました。 夏野:ありがとうございます。さて、この憲法改正についてほかにご意見あられる方いらっしゃいますか。それでは。 馬場:続いては。 夏野:続きに【いきましょう 00:56:37】。
各党ユーザー質問
馬場:はい。各党ユーザー質問へ移ります。視聴者からの個別の質問にお答えいただきます。事前にお寄せいただいた質問の中から、討論会直前のニコニコアンケートで最も投票の多かった質問を採用しています。こちらは討論ではございません。質問にはお1人1分位内でお答えいただきますよう、お願いいたします。では舞台上、時計回り順にお願いいたします。
維新・松井代表「連立与党に加わることはない」
まずは日本維新の会、松井代表への質問です。「改憲などを背景に連立与党に加わる可能性はありますか。条件があるとしたらそれは具体的に何でしょうか」。 松井:まず答えから言いますと、連立与党に加わることはありません。これは先ほども、冒頭申し上げましたけれども、国の予算編成、特にやっぱり税金の使い方に対して、われわれは与党と考え方が大きく異なる点があります。そういう意味から、やはり税金の徴収の仕方、そして使い方、この予算編成の部分で合わない部分がありますから与党に加わることはありませんが、憲法を改正する議論、これは憲法審査会においては積極的に参加をして、やはり国民の皆さんに判断をいただける、その原案を作り上げたいと、これは思っております。そしてわれわれは、まずは教育無償化。この無償化を未来永劫実現するために、26条改正案をぜひ議論をしていただきたいと、こう考えております。