大阪府が新型コロナウイルス対応「避難所運営マニュアル」策定
できるだけ分散し、密にならないようにしていく
吉村知事は「避難所では今までものすごい狭いところに皆さんがいらっしゃる環境になりましたけども、そういった形でできるだけ分散をし、この1家族の区画というのを決めていきます。3メートル、3メートルの確保をして、1~2メートル空けるということをテープで区域表示をし、密にならないようにしていきたいと思います」と説明した。 また「これは短期間避難の場合です。例えば台風が来ます、1日だけ、これは避難しなきゃいけない。大雨、洪水の可能性があります。1日だけ避難しなきゃいけない、そういった短期間のときの避難の場合です。一方で例えば地震が起きて長期間、これは避難所生活が続きそうだという場合にはテントを利用する、あるいはパーティション等を利用しまして、それぞれの区域を分けていくと。それで飛沫感染を防ぐという、この3とおりで進めていきたいと思います」と述べた。
避難者は「マスク、体温計、消毒液などを非常用品に組み込んで」
避難者に対しては「これまでの非常用品に加えましてマスク、体温計、消毒液などを非常用品に組み込んでいただきたいと思います」と話していた。
7月以降に市町村と連携しながら訓練実施
今後の予定として、マニュアルを作成したので、6月下旬から市町村の職員を対象とした研修会を実施。7月以降に市町村と連携しながら、これに対応した避難所の運営、実際の訓練を実施していくとしている。