大阪・USJが19日から地域限定の一般営業再開へ
8日から18日はプレオープン実施
緊急事態宣言をはじめ大規模施設への休止要請が解除されたことを受け、 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2月29日から臨時休園を続けていた「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)」は1日、19日からパークの一般営業を再開すると発表した。また、より慎重かつ緩やかにパーク運営を再開していくため、 一般営業再開に先駆け8日から18日まで大阪府在住者のみ入園対象とした「ソフトオープン(プレオープン)」を行い、19日以降は関西2府4県在住者を入園対象とするなど、段階的な営業再開を行っていく。 [画像]5月初め公式サイトで臨時休園の延長を知らせていた
大阪コロナ追跡システムを導入
発表によると、利用客やクルーの健康と安全の確保を最優先に、 国が公表している「遊園地・テーマパークにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に準拠することに加え、 国内外の情勢ならびに保健行政機関と医療専門家からの指導のもと、 徹底した衛生強化対策を講じた上で、 段階的なキャパシティ・コントロールを行いながらパーク運営を再開していくという。 また、 大阪府がQRコードを活用し感染拡大を抑制する目的で先月29日から運用をスタートした「大阪コロナ追跡システム」を導入。 パークへの入場とレストランの利用客には、メールアドレスを登録するよう促す。
ソフトオープン期間中は大阪府在住者が対象
ソフトオープン期間中の8日から14日は、 年間パスを持っていて事前に予約した大阪府在住者が対象。15日から18日は、年間パスを持っている人だけでなく、前売りチケットを購入した大阪府在住者も入場できる。
19日の一般営業再開後は関西2府4県在住者が対象に
19日の一般営業再開後は、 当面の間、大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、和歌山県、奈良県在住者を対象に営業していくが、 入場には年間パスあるいは期日指定された前売りチケットの購入が必要となる。
当面の間、当日売りは行わないとしている
また、当面の間、 パークエントランスのチケットブースでのチケット販売(当日売り)は行わないとしている。