環境技術、最新家電を発信 100周年のドイツ見本市開幕
【ベルリン共同】世界有数の家電見本市「IFA」が6日、ベルリンで開幕した。日本勢ではパナソニックグループやシャープが出展し、環境への負荷を抑えた技術や、最新家電を発信。サムスン電子などの韓国メーカーや中国メーカーが大規模な展示でアピールする中、量販店などに商品を地道に売り込み、欧州での販売拡大を狙う。 IFAは1924年に始まり100周年の節目を迎えた。環境技術や人工知能(AI)、健康関連を主要テーマに据える。10日まで開催し、18万人以上の来場を見込む。かつては大規模なブースで新商品を披露し、日本勢が存在感を示したが、新型コロナウイルス禍を経て出展は大幅に縮小した。