令和シニアはどんな生活を送ってる?「年金額・生活費・貯蓄額」を確認!
長寿化が進む中で、老後の生活に不安を覚える人も多いです。 では、現在の「令和シニア世帯」は実際にどのような生活を送っているのでしょうか。 ◆【老後のお金】「厚生年金の平均月額一覧表」&「シニアの家計収支」&「60歳代の貯蓄額」 本記事では、令和シニア世帯の生活実態を紹介します。年金額・生活費・貯蓄額をそれぞれ説明するため、ぜひ参考にしてみてください。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
年金はどれくらいもらっているのか
老後の生活を支える基盤となるのが「年金」です。では、令和シニア世帯は年金をどれくらいもらっているのでしょうか。 厚生労働省年金局「令和4年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金受給者の年金受給額は以下のとおりです。 ●厚生年金受給者の年金受給額(額面) 年金受給額 割合 ・月額1万円未満 0.38% ・月額1万円以上2万円未満 0.10% ・月額2万円以上3万円未満 0.34% ・月額3万円以上4万円未満 0.59% ・月額4万円以上5万円未満 0.64% ・月額5万円以上6万円未満 0.96% ・月額6万円以上7万円未満 2.57% ・月額7万円以上8万円未満 4.30% ・月額8万円以上9万円未満 5.80% ・月額9万円以上10万円未満 7.03% ・月額10万円以上11万円未満 7.05% ・月額11万円以上12万円未満 6.47% ・月額12万円以上13万円未満 5.91% ・月額13万円以上14万円未満 5.79% ・月額14万円以上15万円未満 5.96% ・月額15万円以上16万円未満 6.21% ・月額16万円以上17万円未満 6.51% ・月額17万円以上18万円未満 6.62% ・月額18万円以上19万円未満 6.32% ・月額19万円以上20万円未満 5.69% ・月額20万円以上21万円未満 4.75% ・月額21万円以上22万円未満 3.56% ・月額22万円以上23万円未満 2.40% ・月額23万円以上24万円未満 1.58% ・月額24万円以上25万円未満 1.04% ・月額25万円以上26万円未満 0.64% ・月額26万円以上27万円未満 0.37% ・月額27万円以上28万円未満 0.21% ・月額28万円以上29万円未満 0.10% ・月額29万円以上30万円未満 0.05% ・月額30万円以上 0.08% ・平均年金月額 14万3973円*厚生年金保険受給権者には、特別支給の老齢厚生年金の定額部分の支給開始年齢の引上げにより、定額部分のない報酬比例部分のみの 65 歳未満の受給権者が含まれている 会社員や公務員として勤務経験がある厚生年金受給者の平均年金受給額は、月14万3973円となっています。 ただし、年金受給額が月30万円を超える人もいれば10万円未満の人もいて、受給額は人によって大きく異なります。これは、厚生年金受給額が現役時代の平均年収や勤務期間に基づいて決まるためです。 一方、会社員や公務員の経験がない自営業者がもらえる年金は、国民年金のみとなっています。2024年度の国民年金の満額は、月6万8000円と少額です。 自分が老後にどれくらい年金を受け取れるのかの目安は日本年金機構の「ねんきんネット」で簡単にわかるため、ぜひ利用してみてください。