「公務員は子供の人生を応援せないかん」名古屋・河村市長会見11月14日(全文2)
そういうところで使わなければ、何のための税金か
河村:それはだから日本にはまだにゃあですけど、だで、高校なら高校、全入にしてですね、高校入試なしにして。そうすると、こういう女の子に対しても来るわけですわ。そういうとこで、農業やりたいのかという人のグループで、農業をどうやって始めたらええかという授業をずっと1日1時間ぐらいやると、数学の授業をやるように。そうやってやると楽しくなるんじゃない? 私は分からんけど。学校へいくのが。人生、じゃあ、なんか家庭もつらいけど、生きていこうかなと。そういうふうに子供さんが思ってくれるんじゃないの? そういうことを大人が、そういうとこへ予算を使わんかったら、なんのために役所に税金を払っとるんですか、本当に、いう話ですわ。そこを展開しないと、施設をどんだけ造って、学校に代わるものを、こういうのをつくりましたっていったところで、子供の悲しみは収まらんと思いますよ、わし。じゃない? 違うかな。と思いますね。1日1時間ですわ。 あそこの偉いさんもアメリカ行ってきとるけど。だで、そこで今どういうことを、テキストブックがあるやろうと。どういう、誰がどういうことを教えて、それで先生に対するテキストもあるはずですよ、どうやって教えていくんだと。僕が見てきたのは、ロサンゼルスは15項目ありましたから。何になっていくんだいうのが15項目。すごいわ、やっぱり。子供を大事にするというところが。 で、それは、悲しいほうのほうもあるけど、エリートのほうもね。その中で、家貧しくして孝子出ずいうことで。そういう人間もそこから出てくるというふうにしていかないかんのじゃないの? 自分、74歳のあれとすると、やっぱり高校受験やめにゃいかん。これがある限り、そんな高校入るときにラベリングしてまってですね、こう、おまえは優秀だと、おまえはちょっといかんと。
公務員は心を寄せるいうのは駄目
そんなことやっといて、あとどうするって言ったって、そりゃ。ひどいじゃないの、それ。私学はええですよ、別に。私学は、私ね。私立はエリートを育てるとこは育てるとこで、そこいきたい人はおってもらってもいいけど、こういう公立なんかは、公教育はやっぱりすべからく、みんな生まれてきたんだもんだで、子供の権利ってなんだいったら、自分のやりたいことをやり抜ける環境をつくってもらう権利じゃないですか。 というふうに、74年間生きて、まあ思いましたんで、今。うわうわ、うわうわ言っとるの。今日もそれに類することを視察に行きますけど。根本を変えんと難しいな、これ、考え方は。応援するんですよ、子供の人生を。心を寄せるいうのは駄目だよ。心を寄せるいうのは、陛下におかれましては大変ありがたいことですけど、心を寄せるしか、個別に応援できませんけど。わし、しょっちゅう言っとるけど、公務員は心を寄せるって何を言っとんだいうて。応援せないかんって、ちゃんと。応援。と言って、毎日疲れておりますよ。そう思うんだけど違うかな。 幹事社:ほかに各社さん、いらっしゃいますか。それではこれで市長定例会見を終了します。 河村:ありがとうございます。なんかようけしゃべったな、おい。ここで演説しとってもしょうがないがね。 男性:【*******00:49:11】。 河村:本当に。 幹事社:第2部の市政以外の会見を始めます。幹事社からは特にないので、各社さん、質問がある社は挙手にてお願いします。 【書き起こし】名古屋・河村市長会見11月14日 全文3へ続く