「公務員は子供の人生を応援せないかん」名古屋・河村市長会見11月14日(全文2)
旧統一教会相談窓口、相談をどう処理していくのか
読売新聞:続いて、読売新聞の【イチバ 00:40:16】と申します。続いて質問させていただきます。旧統一教会の話で、近日にも発表するとおっしゃいました件で、なんか非常に珍しいかなと思うんですけど、取り組みになるかなと思うんですけど。市が相談窓口を設ける意義というんでしょうか、市民生活に近いからというのは分かるんですけど、相談窓口を設けたことによって、寄せられた相談をどう処理していくのか。弁護士を紹介するのかとか、あとは、なんだろうな、近く市内の、市内か分からないですけど、そういう統一教会、関連団体に対して何か要望していくのかとか、その後どういうふうな、相談を受けたあとはどういうふうに対応していくのかっていうことも含めて、どういうスキームで考えてらっしゃるのかというのを教えていただければ思うんですが。 河村:一応、岐阜のやつを、まだちょっと知事に電話しておりませんけど、ネットで見ると、関係機関を紹介すると、そういう言い方ではありますけど、そのくらいは当たり前のことだもんだで、これはね。弁護士さんなのか、弁護士さんじゃにゃあのか、よく分かりませんけど、当たり前だけども。僕とすると、名古屋近郊での話が、某ホテルでいろいろ会われて写真に収まってござるけど。それからセントレアの近くでいろいろ大集会をやられたとかいうことで、この辺がなんか集中しとるじゃないですか。だもんで、当然、そこを明らかにしてくれいうのは、この間、議長に申し入れましたけど、今のとこ返事はナッシングですので。ナッシングだし、そちらのほうの対応のほうもちゃんとせないかんし、被害救済のほうも、これは大変重要だで、多くみえるんじゃにゃあかと思われるわけですよ。名古屋近郊でそういうイベントが行われとるから。という話で、その後どういうのとは、ちょっとまた、岐阜ともちょっと相談しますけど。 読売新聞:ありがとうございます。
支援の手が届きにくい子たちへの対応は
朝日新聞:朝日新聞の山下と申します。西部児相に少しお話は戻ってしまうんですけれども、冒頭いただいた学校の先生方のお話をお伺いしたんですけど、今回の方、高校に通ってない子で、例えばそういう学校に行かない子ですとか、なかなか支援の手が届きにくい子たちに対する対応として、市が何かできることがあるのか、お考えのことがあれば教えてください。 河村:それは実は、大変重要な問題で。僕、アメリカのスクールカウンセラーを10年やった人の話を聞いたことがあるんだけど、アメリカって不登校、何人おると思う? 実は0なんですよ、これ。えー? 言って。なんで0? って言ったら、いや、学校、行かんでもいいんですわということなんですわ、要は。その代わり、家庭で子供を育てたり、そのほかに一応のレギュレーションというか、一応ルールはありますよ、そりゃあ。そういうことなんですよ。だから、無理やり学校に連れ出すいう問題でもないわね。やっぱりみんなで応援していくいうことでしょう、子供の人生を。そういうふうに変われば、僕はフリースクールも頑張ってござるけど、あえてそういうものをつくらんと、名古屋でも学校内にフリースクールみたいなのをつくる、つくりたい【言わしてる 00:44:03】もんで、それがなんなのいうて怒るけども、それよりやっぱり、みんなの考え方が変わっていくことが重要なんだけど、まずしかしそういう施設も重要だから造りましたけどね。 ほんだで、あれじゃないですかね、楽しく人生を生きていくための手助けをするいうことでしょう。相当分厚く。塾ばっかりじゃなくて、これ。昼も夜も学校いって、塾、夜の学校いう塾いってですね、子供がかわいそうだに。国連が4回も勧告しとるじゃないですか、日本の子供はかわいそうだいうて。too much competitiveと。あまりに競争的だと。と思いますがね。 朝日新聞:子ども青少年局のほうで何かそういう、子ども応援委員会みたいな、教育委員会がやっているようなことを例えば広げて、横展開していくとか、そういった何か、市として今できること、人の考えが変わるのを待つのも結構大事だと思うんですけど、それは時間が掛かると思うので、そういった何かっていうのは、今、お考えでしょうか。