「頼まれるまでやらない」が大正解…よく気づく人が陥りがちな「いつも私だけ忙しい」を脱出するスルーテク
■休みの日はひたすら寝てしまう… 仕事でぐったり疲れて、休みの日はひたすら寝て回復にあてている。そんな繊細さんが消耗しているのは、体ではなく頭です。 仕事の段取りやメールへの返信、上司の言葉が頭をめぐる。終わったことへの反省が浮かぶ……。こうした「考え疲れ」や「緊張疲れ」があると神経が休まらず、疲れがとれにくくなるのです。 ■「考え疲れ」の対処法 そんなときのとっておきの対処法を5つ、お教えします。 1 ふーっと4回息を吐く 頭が忙しいときは、体も緊張しています。仕事の合間や仕事終わりに、4~5回ふーっと細長く息を吐きましょう。緊張が和らぎ、頭も静かになっていきます。 1日の終わりにぐったりしないためにも、マメに休憩するのが大切です。 2 机を片付ける 次から次へと仕事するのではなく、頭を使わない時間を作りましょう。休憩しにくいときは机を片付けるのがおすすめです。 3 ちがう階のお手洗いに行く(お散歩してくる) 歩くと頭の整理になります。ちがう階のお手洗いに行ったり、昼休みに軽くお散歩するのもいいですね。 4 お茶を味わう 五感に意識を向けると緊張が和らぎます。水筒に好きなお茶を入れて、仕事の合間に飲むのもOK! 5 のんびりしたBGMをかけて、ペースメーカーにする 自分のペースを落とすため、ゆっくりな曲にするのがポイントです。頭の中で好きな曲を流すのも◎。 こうした方法をうまく使い、リラックスして仕事に臨んでください。1日の終わりの疲れが、変わってくるはずです。 ---------- 武田 友紀(たけだ・ゆき) HSP専門カウンセラー メーカーでの研究開発を経て独立。フリーのカウンセラーとして個人向けの人間関係カウンセリングや適職診断を行う。著書に『「繊細さん」の本』『「繊細さん」の幸せリスト』ほか。繊細の森にてコラム掲載中 ----------
HSP専門カウンセラー 武田 友紀