JAL松山初の女性支店長は現役CA!スチュワーデスの時代から見てきた航空業界の変化
今度は澤田支店長の姿は大洲市に。観光ツアーの企画のため、観光客が歩く道の安全性やそこから見える風景などを細かく確認していました。 「ここ通れるとまた雰囲気が見える景色が違うからどっちがいいのかな。お屋敷の全景を下から見た方がなんとなく良いかもしれませんね」 大洲と松山にインバウンド客を呼び込むための観光ツアーの商品開発のため、現地を自らの足で歩きます。 キタ・マネジメント 吉川晴敏 総支配人: 「火は使えないのであちらでお茶をたてていただいて、こちらでお点前をいただく。大洲のもともとある裏千家の先生にご協力いただき、こういうことが実現した」
大正時代に建てられたこの歴史的建造物の茶室で、肱川随一の景勝地を一望しながらお茶を楽しむことにしています。 澤田さん: 「ぜひ事業をやる時もライトアップとか考えていただけると特別感を感じていただける。夜にお越しいただけるものが増えると(大洲)にお泊りいただけるので」 ツアー内容の更なる魅力化に向けアイディアを出し合います。 「今までの経験をいかして自分だったら何ができるか。どのようにして地域の皆様に喜んでもらえるか。自分の周りにいる人を笑顔にしたいということで、ずっと様々な部署でそれをできるように尽くしてきた」
“女性の登用”が目指すべきゴールではない
33年にわたって、航空業界における価値観の変化を目の当たりにしてきた澤田さん。 女性活躍の時代から、国籍も宗教の壁も超え、あらゆる人に活躍のチャンスが求められる時代へと変化していると感じています。 「女性を登用するというのは単に手段であって、目指すゴールが女性登用ではない。それぞれの一人一人がこの会社の中でどういう風に輝けるか。ひとりひとりが本当にいろいろな才能を持っていると思う。性差の区別なく活躍できる場所、 環境、体制を作るのは本当に大切だと思っている」