残業代未払いで松山大に労基署が是正勧告 教授会見し明かす(愛媛)
松山大(松山市文京町)の遠藤泰弘法学部教授が27日、松山市内で会見し、松山大が残業代の未払いで松山労働基準監督署から是正勧告を受けたと明らかにした。未払いの背景に大学側が提案した専門業務型裁量労働制への不同意があると指摘し、4月以降に160時間分以上が支払われていないなどの不利益を受けていると主張した。 遠藤氏によると、7月に残業代未払いを松山労基署に相談。大学は5月の1時間分だけ時間外勤務を認め、勧告前日の11月20日に未払い分として5431円を支給した。授業後の片付けなどは時間外勤務と認めなかったという。
愛媛新聞社