JAL松山初の女性支店長は現役CA!スチュワーデスの時代から見てきた航空業界の変化
南海放送
この春就任した松山初の女性支店長は現役の客室乗務員。その仕事に密着し、女性活躍のヒントを探ります。
こちらは南海放送に残る1964年の映像です。松山から大阪・伊丹空港に向かう飛行機。機内では乗客に飲み物を提供する客室乗務員の姿が映っています。 スチュワーデスからキャビンアテンダントへ。そして、キャビンアテンダントが航空会社の社長に。昭和、平成、そして令和…時代とともに航空業界における女性の地位も様変わりしてきました。
この春JAL松山支店に赴任、朝の日課は
4月に、松山支店に赴任した澤田康子さん。松山支店初の女性の支店長です。毎朝スタッフに感謝の思いを伝えること。そしてデスク周りの掃除を済ませてから、業務を始めるのが日課だと言います。 Q.出社後の会話は日常? 日本航空松山支店 澤田康子支店長: 「はい日常です、してますよね?ね?ふふふ…必ず何かありがとうっていうことを私たち5人でこの支店をやっているので、コミュニケーション良く環境良くしないとお仕事が回らないし、お客様に良い提案ができない」
何気ない会話を通じてお互いに関心を持つことでいざという時に声が掛け合いやすくなると言います。というのも… 澤田さん: 「初めましてという乗務員と一緒に、その日一日チームを組んでお客様に最高のサービスを提供する。それを毎日やってきていますので」 現役の客室乗務員でもある澤田さん。CAとしてのサービスの提供や乗客の安全管理と同様に、支店の業務でも“チームワーク”を大切にしています。
JAL支店ではどんな仕事をしている?
松山支店のミッションは航空会社として培ってきたノウハウやネットワークを生かし、地域経済の活性化や課題解決に貢献すること。 日本航空松山支店 青野匡起 副支店長: 「大洲エリアでは本物を知る旅をテーマに、如法寺での座禅や写経体験」 この日は観光庁に採択された2つの観光ツアーのキックオフ会議。石鎚エリアと松山・大洲エリアで地元の自治体などと連携し、国内外から観光客を愛媛に呼び込むツアーを開発します。 澤田さん: 「事業がほぼ並行して進んでいくのがこの下期。きょう確認するのはスケジュール、私たち5人でどう動いていきましょうか」