JAL松山初の女性支店長は現役CA!スチュワーデスの時代から見てきた航空業界の変化
この日、澤田さんは先任客室乗務員として羽田と旭川を結ぶ便に往復で搭乗します。 「この白を着ているものが客室の最高責任者機内におきましては機内の全体の責任者になるのでどの便においても全乗務員を指揮する役割」
関係者以外立ち入り禁止の客室乗務員の一大拠点。澤田さんに案内してもらいました。 澤田さん: 「私たちの業務のサポートをしてくれる人たちが こちらにいる。安全のマニュアルやお客様の声を分析してサポートをしてくれているところ」 このフロアで働く天保 裕希子さん: 「マニュアル以外にもホテルの手配をする者でしたり復職者のサポート産休育休の方のサポートをする業務部もある」
さらに… 「運行に関するサポートをしているところ。心臓部みたいなところ。スケジュールが急に変わったり乗務員に何かあったり飛行機が遅れてきて次の便が時間通りに飛ばない可能性があるときに、ここで全部スケジュールを入れ替えたりサポートをしている」
「どんどん可能性が広がっていく」やりがいに
澤田さん: 「9時30分になりましたのでブリーフィングを始めます。おはようございます。最初に体調の確認をさせていただきます」 澤田さんをチーフにこの6人で旭川便を担当します。 「チーフのポリシーとして安全、揺れへの対策となっています。何かおかしいなと思ったりしたらすぐ躊躇なく声を出すということをしていきたい」
運航上の安全や機内サービス、それぞれのスタッフが今回何を目標に設定してフライトをするかなどコミュニケーションを重ねます。 現在は支店長の仕事をメインにしている澤田さん。客室乗務員の資格を維持するため、半年に1度は乗務し、専門知識の試験も受けていると言います。 「どんどんどんどん可能性が広がっていく。私がやりたいことも新しく見つけられるし、仕事が増えていくのでそれが非常に楽しいというかやりがいにつながっている」
地上スタッフ: 「エスコート隣に18Hお連れ様いらっしゃるんですけど事前改札で車いす」 澤田さん: 「車いすですね、降りるときは?」 車いすに乗る人や遺骨を運ぶ人など、次々に入るお客の情報を地上スタッフと共有しながら快適な移動につながるよう準備を進めます。 澤田さん: 「では行ってまいります」