女子中高生の間でブレイク中――ショートムービーサービス「Vine」とは?
視聴だけでなく投稿も簡単
女子中学生から人気を集めているポイントとしては、やはり“スマートフォンから簡単に投稿・視聴できる”という点でしょう。前述の調査結果で認知度が高いYoutube/ニコニコ動画/TwitCastingは、視聴するのにある程度の時間がかかります。また、投稿・配信についてもある程度の時間や手間が必要になるほか、クオリティを求めれば設備も整えなければなりません。 その点、Vineは最長6秒の動画なのでちょっとした空き時間に視聴することが可能。投稿もスマートフォンから簡単かつ短時間で行え、Twitterのリツイートやリプライで視聴者の反応がリアルタイムに見られます。なにより“投稿するぞ”と意気込まず、手軽に使えるのが魅力といえるでしょう。 実際に投稿されているショートムービーを見てみると、その内容はシンプルな自己紹介から一発ギャグ、高度なストーリー要素を盛り込んだものまで実にさまざま。一度見て「おや?」と感じても、無限ループ再生されるためそのまま再度確認ができます。中にはこの無限ループ再生を使って動画の最初と最後を上手くつないだり、何度も見ることでジワジワと面白味が感じられる作品もあります。
既存の動画共有サービスとは別路線で展開
このようにVineは、既存の動画共有サービスとは違った手軽さで着実にユーザー数を伸ばしつつあります。世界的にスマートフォン普及率が向上している昨今、市場のニーズを捉えたサービスといえるでしょう。また、公式動画アプリという側面でもTwitterの手軽さとベストマッチしており、今後は既存の動画共有サービスとシェアを奪い合うことなく、独自路線での展開が予想されます。 Vineに投稿する内容は、笑える一発ギャグ、衝撃的な瞬間、心温まる物語、自己アピール、可愛いペットの様子などなど何でも構いません。皆さんも6秒間のショートムービーにさまざまな想いを乗せてみてはいかがでしょうか。