【PANCRASE】内藤由良がUFCとの契約をかけて『ダナ・ホワイト・コンテンダーシリーズ2024』出場へ
2024年7月18日、PANCRASEが公式YouTubeチャンネルで、現ミドル級キング・オブ・パンクラシストの内藤由良(リバーサルジム横浜グランドスラム)が、UFC登竜門大会『ダナ・ホワイト・コンテンダーシリーズ2024』に出場することを発表した。対戦相手と参戦日時は後日発表される。 【写真】6月の前戦で圧倒的な強さを見せていた由良 PANCRASEは、「内藤由良選手がUFCに挑戦! 内藤選手は、ダナ・ホワイト・コンテンダーシリーズ2024(DWCS)に出場することが決まりました。詳細は追って発表されますが、一足先にパンクラスでの軌跡をご覧ください!」と投稿している。 内藤は、MMA6勝無敗。1996年横浜出身で、レスリング歴14年。2011年全国中学生選手権フリースタイル73㎏級で準優勝。その後も、神奈川・磯子工高から国士舘大に進み、2016年JOC杯ジュニア84kg級優勝、2016年の全日本選手権86kg級5位、2018年全日本大学選手権97kg級準優勝など活躍。極真空手歴10年の経験も持つ。 PANCRASEジュニア時代に川村亮からレスリングを学んでいたこともあり、プロMMAの全試合をPANCRASEで戦ってきた純粋培養選手。デビューから4連勝後の2022年3月にロッキー川村2(川村亮)との師弟対決でミドル級王者体幹。2024年6月30日の『PANCRASE 345』で、ディラン・オサリバンの代役のアリ・カラダギィを1R、テイクダウンからのパウンドヒジでTKOに下し、あらためて「自分が行くところはUFCしかありません。皆さんの声も力になります。ぜひバックアップしてもらえれば嬉しいです。ダナ(UFC代表)、ショーン(UFCスカウティング)、アイム・ナンバーワン・ジャニーズミドルウェイトファイター!」とマイクアピールしていた。 そのダナやショーンらUFC首脳陣の目前で行われるDWCSは、1大会5試合のなかで、勝敗はもちろん試合内容も加味され、UFCとの契約が審査される大会で、日本人では、2022年8月の『DWCSシーズン6』で木下憂朔が3R TKO勝ちでUFCとの契約を決めている。 今回のシリーズではアジアウェルター級で、WEEK1に中国のJCKウェルター級王者ティン・ワン、9月のWEEK4では韓国Angel’s FCウェルター級王者のコ・ソクヒョンの出場および各対戦相手も決定しており、その多くが無敗や連勝中という出場選手のなか、内藤由良はどんな相手と戦うか。 ◆UFC 日本人ファイター(2024年7月) 平良達郎 16勝0敗(UFC6勝0敗) 中村倫也 9勝0敗(UFC3勝0敗) 魅津希 15勝6敗(UFC2勝1敗) 鶴屋 怜 10勝0敗(UFC1勝0敗) 木下憂朔 6勝3敗(UFC0勝2敗) 風間敏臣 10勝4敗(UFC0勝2敗)
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