なぜシバターは大晦日大会直前に問題発言を連発したのか…ドタキャン示唆にファイトマネー内幕暴露からRIZINの痛烈批判
「まともに打ち合うとボコボコにされるんで遊んで、遊んで、その中で突破口をみつけるしかない。リング全部と時間をフルに使う」とも言い訳するが、グラウンドの攻防で上になって、当日、90キロ以上となる体重を乗せているだけで、久保は身動きできず3分の時間は経過するだろう。 ここから先は「おそらく」の憶測ではあるが、シバターの立場からすれば「むちゃくちゃ弱い」炎上系Youtuberが、バリバリの元K-1王者に“サプライズ”を起こすという構図を作っておかないとアンチの注目を集めることができない、と踏んで過剰な弱気発言を続けてきたのだろう。昔の外国人プロレスラーが「ごめんなさい、許して下さい」と懇願するジェスチャーをしながら、一転、反撃に転じるパターンである。 昨年同様、人気Youtuberのてんちむ、ヒカル、ヘラヘラ三銃士の“炎上軍”を伴って入場。今回はてんちむにラウンドガールも依頼して快諾を得た。「去年よりもう少し面白くしようかな。入場で見せないと見せ場がなくなるので」というから入場時の演出にも期待。ああ、こんな原稿を書いてる時点で、もうシバターのYoutube視聴者拡大戦略の片棒を担がされてるのかもしれない。 (文責・本郷陽一/論スポ、スポーツタイムズ通信社)