「自民に勝つ政策を作る努力が必要」名古屋・河村市長会見7月11日(全文2)
足元で運動する人数が響いたのではないか
朝日新聞:朝日新聞の山下と申します。きのうはお疲れさまでした。 河村:いえいえ。 朝日新聞:票を見ていると、やはり三河のほうで若干前回より増えつつも、なかなか取れていなかった実態があったんですけれども、そこら辺の地方議員の数っていうのは、というか足元の運動してる人の数っていうことがかなり響いたのかなと勝手に思ってたんですけど、市長としてはどのようにお考えでしょうか。 河村:いや、そりゃ【地道な 00:45:48】言い方すりゃ、そういうことになりますわ。しかしそれは、実はめちゃめちゃ難しいことで。地方議員を増やして首長を取るとか簡単に言いますけど、国政で勝つより難しい可能性ありますよ、こっちのほうが。だで国で、非自民というものはどういうものだということをやっぱりきちっと。Amazonの人が、会ったとき僕に言っとったけどね、飲み会ですけど。うちはとにかくお客さんのニーズに合うことをやっていくんだと言ってました。なるほどなと。きのうもどっかのテレビの人が、なんで支持されんのだろうかと。やっぱり政党が押し付けとるだけで、こうだこうだ言って。何を国民の皆さんは考えとるかと、何を欲しがっとるのかということについて、いま一度ちゃんと分析せないかんのじゃないの?
三河の壁を崩すための方策は
そうすると、わしが思うには市民並み給与になるんですよ、これが。まだどこも言ってませんけど、それは。言えないですよね。自分の足元、自分そのものの生存に対して厳しいことを言うことになるから。友達ができんせんということになりますけど、そうなると、これ変わりゃせんわね。本当に延々と家業化された一定の、投票行くのは、当然、組織的にできてきますから。選挙で勝つと、それなりに給料をもらえますんで組織化されるわけですよ。だで昔の資本家対労働者の残骸みたいな格好ですよね。残っていくということで。この政治の非家業化という基本的なテーマにやっぱり踏み込まないかんと思うんだけど、それは言えば言うほど友達がおらんようになるぜというふうには、私は言われております。 朝日新聞:ありがとうございます。ただ、例えば次、気が早いですけど、次とか、次の次とか勝っていくためには、おそらく三河の壁を崩さないとどうにもならないんじゃないかっていうことをにおわせるような今日の分布だったと思うんですけど、そこら辺についてはまた竹上さん中心にやっていかれるのか、そこら辺、お考えってありますでしょうか。 河村:いや、それはそうで。実際、そりゃ、竹上さんは、あれ、豊橋ですけど、当然、豊川だろうが、ようけありますから、ずっと。そこへ1人ずつ、1人つくったって本当はしょうがない、しょうがない言うと怒られますけど、やっていくというのは大変ですよ。候補者発掘からお金が要りますし。わしは800万でやっとるし。ほんだで、お金が要るし。また今、もう出ないんですよ、候補に。辞めなならんでね、会社を、日本の場合は。まあええがやと。誰がなっても同じだというふうになっちゃっとると現職が強なりますわ。その結果ですがね、きのうは。 ええところまでいっとったんだけどね。うちがあんだけ、当日でうちがええということは、やっぱり本当に参政党の皆さんの努力は大きかったんじゃないですか。10万票取れましたからね、まったく知らん人が。と思うんだ。ほんだで、地域で地方議員つくっていくいうのも重要なことだし、簡単にそれ言って、ああ、そうですかいって記事で書いてもらったとしても、ものすごい苦労ですわ、そりゃ。お金、それから候補者そのものの発掘だわね。ものすごい努力です。ましてや市長やなんかつくると、首長つくっていくいうと、これはえらいことですよ。そうでしょう。 【書き起こし】名古屋・河村市長会見7月11日 全文3へ続く