「自民に勝つ政策を作る努力が必要」名古屋・河村市長会見7月11日(全文2)
広沢氏の敗因をどう考えているのか
毎日新聞:毎日新聞の【タナカ 00:33:06】です。お疲れさまです。きのう参院選が終わりまして、あらためて参院選の受け止めと、あと広沢さん、残念ながら敗戦されましたが、敗因についてどういうふうにあらためてお考えになってるかお聞かせください。 河村:とにかく残念の極みということですね。やっぱり悲しいことですわ、実際。私も何遍も選挙をやってきまして、自分自身は2回落選してますけど。そのときにも負けずとも劣らないというか、やっぱり一緒に、【*****00:33:51】、減税日本に自らファクスを送ってきて、紹介者なしという意味ですけど。で、ずっと県会議員やって、幹事長もやって、やってきた人間だし、その後も、特に教育問題についてはやってきて、議会で否決されましたけど、1人の子も死なせない日本、名古屋という。これは、こんなことを言っとるの河村さんと広沢さんだけだがね、はっきり言うと。自立する教育ですか、なんか言っとるけど。ぜひやってほしかったわね、本当に。 それからやっぱりパブリックサーバントの政治ということで、市民並み給与で政治をやるものはやる、注視をしたのは良かったんだけど、そうすると財源が出てきますので、公務員もちょっと辛抱してもらって、減税して経済を盛り上げると。名古屋で、それで驚くべき効果が証明されておりますんで、そういう政治やってほしかったけど、もうしょうがねえわ、本当に。頭にくるけど、しょうがないよね、なんとも。どう言うのか。なかなか政治の、人のせいにはしてはいけませんけど、人のせいにしてはいけませんけど、やっぱりせっかく、本当にようけ応援していただいた方には、河村さんの副市長だで通るだろうということで熱心に応援してくれた人はようけおみえになるんで、本当に申し訳なかったと。ごめんなさいねと謝りたいところでございます。
何を国民は求めとるのか真剣に考えないかん
個別の事情は、あんまりそういう敗因とか言っとったってしょうがねえけど、とにかく言わないかんことは、自民党が一方的に強いだけで、あとはなんか下のほうでと言うと怒られますけど、僕らの減税日本ナゴヤも減税日本も、その辺のところで苦しんできたほうですけど、やっぱり自民党に勝つ政策というのもちゃんと作る努力というか、メニューというかがないんじゃないですか。何を求めとるかと、国民の皆さんは。なんか党がこれやりたい言っとるだけで、何を求めとるんかと、自民党に代わるんだったら。 私もよう言っておりますけど、ただ議員つくっとるだけで、高給取りの就職の世話しとったってしょうがにゃあので、やっぱり自民党に勝たなあかんということになると、それは権力闘争なのか、何を国民は求めとるんだいうことを真剣に考えないかんですわ。減税、減税って言ってましたけど、何言っとんねん。名古屋で反対しとった連中がそう言って、民主党なんか、あれじゃないですか、政権取る前、増税反対だいうて大増税、消費税10%にした人が今度、減税ですか。わやですよ、もう。それはもう国民がみんな言っとるもんだで。国民の皆さんが。だで、そこの壁はなかなか崩せんわな。 僕だったら、何遍も言っとるけど、市民並み給与と。だから、国会議員はちょっとなんにしておいて、取りあえず地方議員をもう1回ボランティアに変えると、僕だったら。そういう政党をつくると。そうすると議員の体質がごろっと変わりますから、これで、いうふうにやるんだけど。言えば言うほど付いてくる人がおらんようになる、いわれとってですね。だで挫折感の中で、こんで十何年、衆議院におるときか途中からぐらいですけど、それ気付いたのは。苦しみが続いとると。そんなこと言わずに、みんな妥協すりゃ政治って楽なもんですわ、はっきり言うと。そういう【***00:37:52】いかんがやと。だから本質論のところへ迫ってないと思いますね、私は、野党といわれる人たちが。何をやりたいか知らんけど。本当に。 ということで、個別論でいったら、今の体制の、やっぱり国政選挙というわけでもないけど、国も政党でそういう市民並み給与とか、分かりにくいで、地方議員をボランティアに変えると。こんなことは地方自治法を変えりゃすぐできますんで、そういうことをやるのが一番ええです。ちょっと大きい流れになりますけど。そうでにゃあ場合は、こつこつ地方議員を増やしてって言ってますけど、首長をつくってって、そちらのほうが難しいんですよ、実は。そんなもん簡単にできんですよ。地方議員さん、やっぱり地域に密着しとる。自民党の一番強いところですから、これが。