【リボの損得】クレカはリボ払いにしています。ポイントがかなり付くので「得」なのに、友人から「損するよ」と言われました。どのくらい「損」するのでしょうか?
クレジットカードは手元に現金がなくても買い物ができる、便利な決済手段です。また、クレジットカードで支払いをすることで、ポイントが付くことがあります。ポイント目的でクレジットカードを利用しながら、リボ払いにすることは得なのか損なのかを、本記事では解説します。
クレジットカードの支払方法
クレジットカードを利用するとその場で決済が行われますが、実際は締め日までの利用代金が、支払日に指定の銀行口座からまとめて引き落とされます。 支払い例 締め日:毎月15日 支払日:毎月30日 16日から翌月15日までの利用代金が、翌月30日の支払日に、銀行口座からまとめて引き落とされる。 クレジットカードの利用代金の支払形式は、一般的に「1回払い」「2回払い」「分割払い」「リボ払い」「ボーナス払い」の5つの方法から選ぶことができます。 ただし、店舗によっては「2回払い」や「リボ払い」といった一部の支払方法に対応していない場合や、「ボーナス払い」に利用時期によっては対応していない場合があるので、利用時には確認するようにしましょう。 図表1
筆者作成 また、クレジットカードで支払方法に手数料がかかるのは、一般的には「3回以上の分割払い」「リボ払い」「ボーナス2回払い」の場合です。「1回払い」「2回払い」「ボーナス1回払い」には手数料はかかりません。
リボ払いの仕組み
リボ払いは、「リボルビング払い」の略です。その仕組みの特徴は、クレジットカードの利用代金や利用件数に関わらず、毎月の支払いが一定額になることです。 リボ払いにした利用代金は、支払残高に合算されます。そして、支払残高に対して「毎月1万円ずつ支払う」といったように、月々の支払額を設定できます。設定できる支払額には、例えば5000円といった最低支払額がありますが、クレジットカード会社ごとに最低支払額は異なります。 ■リボ払いにおける3種類の支払方式 リボ払いには、主に3種類の支払方式があります。各クレジットカード会社が採用する支払方式によって、月々の支払額は異なってきます。 図表2