【リボの損得】クレカはリボ払いにしています。ポイントがかなり付くので「得」なのに、友人から「損するよ」と言われました。どのくらい「損」するのでしょうか?
株式会社ジェーシービー「リボ払いとは?知っておくべき仕組みやメリット・デメリットをわかりやすく解説」より筆者作成 ■リボ払いのメリットとデメリット リボ払いによるメリットとデメリットには、図表3のようなものがあります。 図表3
株式会社ジェーシービー「リボ払いとは?知っておくべき仕組みやメリット・デメリットをわかりやすく解説」より筆者作成 特にリボ払いの場合、毎月の支払いが一定であることにより、支払負担をあまり感じず、ついつい何度も買い物を繰り返してしまうことで、支払残高が増え、いつまでも支払いが終わらない……といった事態に陥りかねません。リボ払いを無計画に利用しないように注意しましょう。 ■自動リボ払いに注意 クレジットカード会社によっては、クレジットカードに自動リボ払い設定ができる場合や、リボ払い専用のクレジットカードを発行している場合があります。 そのようなクレジットカードを利用すると、店舗で「1回払い」と告げてクレジットカードを利用したとしても、自動的にリボ払いとなり、意図せぬ支払いとなることがありますので、注意しましょう。
クレジットカードでのポイント付与
次に、リボ払いでポイントを利用することの損得を考えるために、クレジットカードのポイントプログラムの仕組みについて解説します。 クレジットカードには、各クレジットカード会社で独自のポイントプログラムがあります。買い物といったカード決済での利用金額に応じて、ポイントが還元されるのが一般的です。ポイントは、次回の買い物での支払いに充当できたり、電子マネーへのチャージや他社のポイントに交換できたりと、利用方法はさまざまです。 ■クレジットカードでのポイント還元率 ポイント還元率とは、クレジットカードの利用金額に応じて、ポイントの還元される割合のことです。一般的なポイント還元率は0.5%程度ですが、高還元率をうたっているクレジットカードの場合は、1%以上のものや、利用条件に合えばさらに還元率が上乗せされるものもあります。 ■リボ払いでのポイント還元 リボ払いでもポイントは付与されますが、他の支払方法と同様に、ポイントは利用代金に応じて、初回請求時にまとめて付与されます。リボ払いの支払いは、月々一定額の支払いとなるわけですが、月々の支払額がポイント対象となるわけではありません。 また、クレジットカード会社によっては、リボ払いを利用した場合のポイント還元率を通常よりも1~2%程度に高く設定しているケースもあります。