今年の夏、多すぎる「 水上バイク 事故!」【広島・呉】トーイングチューブに乗っていた 20代の男性が2人が 落水し骨折「仲間内での 事故が多発」
「トーイングチューブ」に乗っていた20代の男性が2人が落水し、骨折する事故
8月25日 午後3時35分ごろ、広島県呉市の 笹子島ビーチ沖で、「トーイングチューブ」に乗っていた20代男性2人が海に転落し、2人とも足にけがを負った。 呉海上保安部によると、2人はマリーナのイベントで海に来ていた。マリンスポーツを楽しむ 40人ぐらいの集まりで、水上バイクでけん引中の「トーイングチューブ」に乗っていた際に海に転落したという。 落水後 笹子島ビーチに戻って アイシング等の手当てをしたが痛みが引かず、約1時間後に救助を要請して病院に搬送された。2人とも足にけがを負い 1人は骨折していた。 操船者も、落水した2人もライフジャケットを着用していた。 呉海上保安部は、この事故で 事件性はないと判断している。
トーイングチューブは、「走る凶器」にもなる
トーイングチューブは、誰もが簡単に楽しむことができるアクティビティだが、大事故に繋がるケースがある。 海上保安庁は「トーイング遊具を曳航するときの具体的な目安として、時速35km以上の速度は出さないように」と注意喚起している。 今回の事故で、呉海上保安部が事件性はないと判断していることから、操船者は危険な走行をしていなかったのであろう。 それでも事故は起きたし、落水した2人はけがを負ってしまった。 水上バイクの操船者は「楽しませよう」と思っているのだ。善意であるにもかかわらず、「自分の仲間、いわゆる大切な人に、怪我をさせている」ことだ。 故意に危険な走りをすることは言語道断だが、「楽しんでもらおう」「喜ばせよう」と頑張った結果が、“身内にケガをさせる”ことだとしたら やりきれない。そして一生涯、後悔の念に苛まれ続けることになる。 だからこそ、水上バイクのドライバーは、十分すぎるくらいの注意が必要なのである。
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