近畿地方で「大阪市」に次ぐ“二番手都市”はどこ? 年齢や地域による「評価の違い」を考察!
ねとらぼでは、「近畿地方で大阪市に次ぐ二番手だと思う市はどこ?」というテーマでアンケートを実施しました。このアンケートでは全国1000人から回答を集め、結果からは地域や職業、年齢によって異なる評価傾向が見られました。この記事では、そのデータをもとに近畿地方の“二番手都市”について分析していきます。 【画像:「近畿地方で大阪市に次ぐ二番手だと思う市」ランキングを見る】
●神戸市が全国的に支持を集める結果に
アンケート結果では、「神戸市」が全体の約70%という圧倒的な支持を得ました。神戸市の知名度や、洗練された都市のイメージが全国的に高く評価されていることが分かります。 一方で、「京都市」や「堺市」も一定の支持を得ており、特に地域ごとに選好が大きく分かれる傾向が見られました。
●職業や年齢による違い
職業別では、公務員や金融関係者の間で「京都市」を選ぶ割合がやや高い傾向が見られました。これには、文化的価値や都市としての安定感を評価する意識が影響している可能性が考えられます。また、学生やフリーターでは「堺市」が比較的高い支持を集めており、家賃の手頃さや交通の利便性が生活基盤を築きやすい環境として選ばれる要因の一つかもしれません。 営業職や販売職の回答では「神戸市」が目立ちました。商業施設が多く、仕事上のアクセスが良いと考えられている可能性があります。年齢別では、高齢層から「神戸市」への支持が顕著でした。一方で、若い層では「堺市」が目立つ傾向があり、住みやすさや利便性といった実用面が重視されていることがうかがえます。
●地域ごとの選好傾向
兵庫県ではほぼすべての回答者が「神戸市」を選んでおり、地元住民から非常に高い評価を受けていることが明らかになりました。一方、京都府では「京都市」が約80%の支持を集めています。地元志向が反映された結果とも言えそうです。大阪府在住者からは、「堺市」が30%程度の支持を得ており、大阪市に近い都市であることが影響している可能性があります。 また、関東地方や中部地方の回答者からは「神戸市」が最も支持されており、特に都市としての認知度が評価に影響していると考えられます。北陸や中部地方からは「京都市」も一定の支持を得ており、こうした地域では観光地としてのイメージが選択に影響しているのかもしれません。さらに、中国地方からの回答では「神戸市」が多数派で、地理的な近さが回答に関係している可能性があります。