「退団の可能性が高い」トッテナムは32歳ソン・フンミンと契約延長すべき? 在籍10年目エースの去就は後半戦の活躍次第。
トッテナムに所属するFWソン・フンミンの来夏以降の去就が不透明になっている。クラブに加入した2015年夏から数えて10季目となる今季、かつてほどのインパクトを残せていないという意見もあるなか、契約延長と退団のどちらを選択するのだろうか。イギリスメディア『talkSPORT』が現地時間28日に伝えた。 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ 在籍10季目となるトッテナムにおいて、これまで公式戦429試合に出場し169ゴールを誇るソン。抜群のスピードとシュート能力を存分に発揮し、近年のクラブの躍進を支えてきた選手だ。しかし、クラブで絶対的な地位を築く韓国代表も来季開始時には33歳に。そして年齢上の懸念だけではなく、今季はピッチ上でのプレゼンスも以前のようではなく、リーグ戦で12位に沈むチームを鼓舞する活躍を見せられていない、といった指摘もある。このため、トッテナムは今季限りで終了するソンとの契約を延長するべきか、という議論が勃発しているのだ。 1980年代から90年代にかけてプレミアリーグで活躍したFW、トニー・カスカリーノ氏は、「私はソンが来季以降もスパーズに残るとは思わない。大きな決断を下さねばならないときが来たのだ。彼が長年にわたってクラブに多大な貢献をしてきたのは確かだが、フットボールの世界では、次に進むべきタイミングというものがある。もし、後半戦で15ないし12ゴールを決めて良いプレーを見せた場合、トッテナムはソンの契約の延長オプションを行使するのかもしれない。しかし、現状では退団の可能性の方が高いと思う」と、前半戦以上の活躍が無ければ、退団が既定路線だと予想している。
フットボールチャンネル編集部