マラソン五輪代表に内定 服部選手が会見(全文2完)嫌なことをやり続けた
レース前、佐藤監督はどのような言葉を掛けたのか
日本テレビ:日本テレビの【オザワ 00:39:03】と申します。監督のほうからレース前にどのような言葉を掛けられたかをお聞きしてもよろしいですか。 佐藤:はい。今回4名いまして、一応、チームでいくのかっていうマスコミの方に言われたこともあったんですけど、さすがに4人それぞれライバルなんで、合宿も一緒にやったりはしましたけど。で、1人1人、部屋に呼んでミーティングするのも堅苦しいので、食事の前後とかにちょっと呼んで、あしたどういうふうに行きたいの? ってことで、勇馬にはきのう、夕食のあとに聞いて、で、設楽くんがやっぱり、どういう展開になるのかねっつって、10キロぐらいからいくんじゃないかみたいな感じで。でも、本人が言ったようにライバルたちを見ながらいって。で、本人は言ったのは、どこかっていうのは決めなかったんですけど、どっかで、いくときはがつんと一発いくよっていう、もう1回だよとは本人が言ってたので、そうだよね、何回もいったらあれで、ちょっときつくなるしってことで、さっき40キロって言ってたんですけど。思いの外、結構、8人ぐらい終盤いましたので、なかなかそういう展開にはいかなかったんですけど。作戦というよりも、本人がどういう展開でいきたいっていう確認と、あとは状態はすごい良かったから、あとは本人が冷静に走れたっていうことは言えると思います。以上です。 司会:ありがとうございます。では続いての方で最後の質問とさせていただきます。では後方にいらっしゃる男性の方、マイクをお願いいたします。
精神的にどういう面で成長したと思うか?
Number:『Number』編集部の涌井です。今日はおめでとうございます。服部選手は社会人になってから、精神的にどういう面で成長したと思うかというところと、監督から見て、大学生時代から服部選手、こういうところが強くなった、精神的に成長したというところがあったらぜひ教えてください。 服部:社会人になってからというよりかは、社会人2年目からなんですけど、とにかくマラソンで成功したいっていう思いはより一段と強くなったかなというふうには思います。練習でもそうなんですけど、とにかくマラソンだけというか、トラックレースとか関係なしにマラソンで強くなりたいっていう思いが強くなりました。去年のボルダー合宿で井上大仁さんだったりとか木滑良さん、あと、4位に入った大塚だったりとか、そういった選手の走り、走りというか練習に対する姿勢を見て、これは変えないといけないなと思ったところが僕のきっかけかなと思います。 佐藤:本当に1年1年成長して、で、やはり最初、酒井監督ってコニカミノルタの僕の教え子でして、そこから預かって、そういういろいろ話を最初1年目は共有しながらやりまして、で、彼の課題だったりっていうところを聞きながら。で、本人がやっぱりマラソンの後半のところは正直言って課題でした。でもそれも、だんだん練習量とかそういうところで、いろんな人のところを見て本人が学んで、しっかり自分のものにしたということと、あとやはり、福岡国際マラソンで勝てたのは僕の中で今日は生きたかなと思っております。やっぱりそこは練習の組み方も同じような流れでいきましたし、やっぱり勝つっていうことは自信になると思うんですよね。それが良かったと思うんで、精神面的な、精神的なところもすごい成長して。今回もちょっと緊張するのかなと思って、いい意味の緊張感はありましたけど、落ち着いていましたので、スタートラインに送れたっていうところが言えます。はい、以上です。 司会:はい。ありがとうございます。では質疑応答を終了させていただきます。このあとフォトセッションの時間とさせていただきますので、準備を整えます、今しばらくお待ちください。 (完)【書き起こし】マラソン五輪代表に内定 服部選手が会見