青学大・原晋監督「ええかげんにしてくれよ!」 箱根駅伝での『カンパイ給水』明かされた舞台裏 斬新すぎる提案に田中主将「何言ってるの?」
4日放送の日本テレビ系スポーツニュース番組「Going!Sports&News」では、2、3両日に開催された箱根駅伝を特集。青山学院大の主将・田中悠登(4年)が9区(23・1キロ)で給水を受けた際、SNS上で”乾杯スタイル”と話題をさらった行動の裏側が明かされた。 ◆わ、若い…17年前の青学大・原晋監督【写真】 3日の復路では、横浜駅前(14・7キロ付近)の田中への給水で、同学年の片山宗哉が給水係を務めた。片山は、田中に駆け寄ってボトル飲料2本のうち1本を手渡すと、飲み始める前にそれぞれのボトルをぶつけて”乾杯”。さらに田中が飲むタイミングで、片山もボトルの中身を飲むなど斬新なスタイルだった。SNSでは「いい給水シーン」「一緒に飲んじゃうの可愛い(笑)」などと反響を呼んでいた。 番組では、田中と片山に直撃。片山は「笑わせてほしいっていうのが彼(田中)からのお願いだったので、結局僕が飲むのが一番おもしろいかなと思って、朝に提案したんです。『給水、僕飲みたいんだけど、良かったら乾杯しない?』って」などと、田中の要望に応える目的があったと説明。斬新な提案に田中は「はてなマークでした。『何言ってるの?』って」と振り返ったものの、受け入れて実行したようだ。その上で田中は「(乾杯の出来は)完璧。ずっと一緒に励まし合ってやってきたので、(片山は)最高の相棒です」と振り返った。 番組では2人の”乾杯”に対し、原晋監督が「いや。あんなの見たことない。『ええかげんにしてくれよ!』と思いますよね。それが青学らしくていいんです」と笑顔で語るVTRも取り上げられた。
中日スポーツ