大阪府・吉村知事が定例会見6月17日(全文3)対策徹底すれば酒類提供認めるのが筋ではないか
実務的に整理をしているという状況
読売新聞:すみません、お考えは非常によく分かったんですけども、一応、念のため確認なんですけども、知事がさっき幾つか例の中で挙げた、認証制度を満たしているところについてはもしかしたら酒類提供を認めるということなんですけども、仮にですけども、1万1000店舗、ゴールドステッカーの仮発行をするということになっていたと思うんですけども、もし仮に一定程度、あしたの判断次第だとは思いますけども、そういうふうに、例えばその認証されたところは提供できるというふうにしたのであれば、例えば1万1000店舗、仮発行された、そこしか提供できないというような理解でいいんですか。 吉村:だから、そうなるとやっぱり不平等感も出てきますから、それ以外の方法がないのかとかいろいろ、そういったことも今、実務的に整理をしているという状況です。なんとかそういった不平等・不公平感が生じるのは最小限にしたいと思っています、それを採用する場合ね。でもそれは、これを採用するのであれば不平等・不公平というのは一定程度出る可能性があります。これはもう皆さんに正直にそのときには言おうと思います。その上で、やはり目指すべき方向性として、感染対策に強い飲食の場づくりをやっていこうと。そこの動く時間の中でどうしても不平等・不公平が多少生じたとしても、やっぱりこれは目指すべき道としていこうということを判断するかどうかだと思います。じゃあその不平等・不公平の幅というのをできるだけ最小化できないかということを今、考えているというのが1つ。
感染対策徹底すれば酒類提供を認めるのが筋
もう1つは、そうは言っても、僕がこういくら言っていても、別途通知する一定の要件でそういう第三者認証制度はまだ早いから駄目ですよと、やってない自治体もありますよねというようなことが、この別途通知する一定の要件とかいろんな別途通知に入ってきたらできなくなっちゃうので、できなくなるっていうか、それが実際、そことの関係がちょっと整理しないといけないんですね。できなくなることはないのかな、都道府県知事の判断でできるから。でも基本的にはこの別途通知する一定の要件というのを考えた上で全国の、今回、まん延防止になった地域も考えていきますので、そういった意味ではちょっとこの中身がなかなか定まらないと、僕も判断できないなと。 ただ、今、思っているのは、やはり感染対策を徹底してやってくれている店については、お酒の提供については認めていくのが筋ではないかと思っています。本来、どこでもお酒の提供ができるのは自由なんですけども、今、まん延防止措置期間中です。これは法律で定められた措置の期間中ですし、緊急事態宣言が解除されたばかりですので、そういった意味では一定の、やはりお願いをするということも、これは感染を防ぐ、拡大をやっぱり抑止したいという思いもありますし、そういった意味ではそういうことも判断しなきゃいけないと思います。 ですので、ちょっとここの別途通知する一定の要件を満たした店舗というのはなんなのっていうことを知った上でじゃないとちょっと判断できないなというのが正直なところです。だから、場合によってはこの別途通知する一定の要件を満たした店舗というのは十分だと判断したら、もうこれでいく可能性もあります。そのときはゴールドステッカー制度については、16日から始まっていますので、これは長い目でも必ずやっていこうと思っているので、通常どおり見回りも、現地調査もしていきますし、仮発行もしていくというのでやっていきますけど、それによって何か措置の内容が変わることはないから、不公平感は出ないだろうというふうには思います 司会:すいません、次の質問をお願いします。そうしたら、朝日新聞いきますか。はい。