大阪府・吉村知事が定例会見6月17日(全文3)対策徹底すれば酒類提供認めるのが筋ではないか
あした判断するべきでないかと判断
もうこれは別途通知の中身がどうであろうがそのとおりにやると決めているところであれば判断できると思うんですけど、われわれはそうも考えてないので、そうすると別途通知する一定の要件ってなんなの、別途通知する一定の要件を満たした店舗ってなんですかっていうことについては明らかになっていません。 これがいつどういうふうに明らかになるかっていうと、この別途通知っていうのはだいたいどう出るかっていうと、事務連絡というような形で来るんですね。国からの。国からの事務連絡が来るのは、今までどういったときに来るかっていうと、だいたい基本的対処方針が示されてから、その日の夜中の12時とかそのぐらいに来る場合が多いです。これは本当に霞ケ関で一生懸命仕事をされていることなんだろうと思うんですけれども、今までの通例でいくと、この別途通知というのは事務連絡になる。事務連絡の中身というのを無視して決定もできないし、じゃあ別途通知、事務連絡がいつ来んのといえば、今日の夕方は来ないでしょうから、今までの慣例でもだいたい夜中に来るということになりますので、今日の夜の時間を遅らせても判断できないし、であるならばもうあした判断するべきでないかと、そう判断したということです。
酒類提供解禁などの考えは現在持っているのか
読売新聞:ご指摘があった、別途一定の要件を満たせば酒類提供ができるというようなたぶん書き方だったと思うんですけども、知事の現段階の、通知はまだ来てないんですけども、一定の要件を、例えば内容が分かった上で、それを踏まえた上で例えば酒類提供を解禁するだとか、そういったお考えっていうのは現在あるんでしょうか。 吉村:酒類提供については幾つか考え方があるというふうに思っています。1つの考え方とすれば、これは都道府県知事の判断でさらに制限を行うことができるものとするという規定もされています。場合によっては今のこのインド株の状況であったり、リバウンドを防ぐとか、緊急事態宣言から解除されてまん延防止になると。そしていろんな措置もやっぱり緩和していきます、大規模商業施設であったり。人出も増えてくると思います。リバウンドを防ぐっていう期間の意味から、この酒類の提供の自粛は継続してくださいっていうのも対処方針でできるっていうのが1つ。 もう1つが、この別途通知する一定の要件を満たした店舗については19時まで提供できる。その通知の中身、一定の要件の店舗がどんなものか、これは国が指定しますから、われわれとしてはなかなか分からない。それが厳格なものなのか厳格でないのか、はっきり言って分からないわけです。いろいろ情報は聞いていますけども、最終的に確定したものが来ているわけではないということ。 そしてもう1つあるのは、これはまだ最終の方針決定ではないですけれども、やっぱり第三者認証制度、ゴールドステッカーをわれわれとしては今、準備をしています。そういった感染対策を徹底してやってくれている店には酒類提供、非常にリバウンド等を注意しなきゃいけない時期の中でありますから、全てを認めるというよりは、そういった徹底した感染対策を取ってくれているお店に対してその酒類提供を認めていく。そしてそれを段階的に次の、例えばまん延防止がもうなくなるかも分からないし、ひょっとしたら急拡大したら緊急事態になるかも分からないし。