大阪府・吉村知事が定例会見6月17日(全文3)対策徹底すれば酒類提供認めるのが筋ではないか
大阪府の吉村洋文知事は17日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「大阪府の緊急事態宣言は20日まで。以降はまん延防止措置に移行する」大阪府・吉村知事(2021年6月17日)」に対応しております。 【動画】「大阪府の緊急事態宣言は20日まで。以降はまん延防止措置に移行する」大阪府・吉村知事(2021年6月17日) ◇ ◇
対策本部会議を翌日に持ち越した理由は
読売新聞:冒頭、知事のほうからご発言がありましたが、まん延防止等重点措置地域に大阪府のほうが指定されました。その受け止めと、あと、対策本部会議なんですけども、先ほど報道官のほうから発表もありましたとおり、あした開催するということですが、これまではだいたい指定されたらその日に対策本部会議を開かれたと思いますが、翌日に持ち越した理由というのはなんでしょうか。 吉村:まず、まん延防止措置が適用されたということに関してましては、これはもうまん延防止措置を適用することを要請していたわけですから、これはやっぱり緊急事態宣言が解除されるのであればこれはある意味、フリーの解除ではなくて、まん延防止重点措置を適用して感染対策を続けると、これが重要だと思うということは僕の考え方でもあるし、必要なことだと思っています。なのでその要請をしたとおりになったということです。 緊急事態宣言は解除になりましたけれども、やはりインド株もある、いつ再拡大するか分からないという状況の中で、ぜひ感染、リバウンドを防ぐためにも感染対策の徹底をお願いしたいと思います。1月半、わずか1月半前は、今、大阪は1200名を超える陽性者が出ていたのが現実、事実ですから、われわれはそれを経験いたしました。
僕自身も今日やりたかった
インド株がどのぐらいの影響力を持つかというのはまだ分かりませんので、そのインド株を急拡大させないためにも、今、なんとか感染は非常に抑えられているので、そうはいっても社会経済活動は必要ですから、徐々にそちらは広げていくと。人の動きも増えてくるから感染者は今後増えてくることになると思いますが、急拡大をさせないということのご協力をぜひお願いしたい。そのためにはお1人お1人の感染対策の徹底、そして行政側としても重点措置を適用して、いろんなお願いをやっぱり続ける必要があるということで判断をいたしました。 本部会議ですけども、僕自身も今日やりたかったです。これは飲食店の皆さんも含めて、21日以降どうなるんだということは非常に重要なことですから、準備もありますんで、さまざまな。もう早く決定してお伝えをする、これが当然の筋だと思っています。ですので当然、国の方針が決まらないと府も方針決定をできないですから、それが今、法の建て付けなので。これまでは府、国の本部会議があったその夕方に必ずやるということをしてまいりました。今回もそれでやりたいと思っていますし、やる予定にしていました。 これはなんであしたなの、ということについてなんですけれども、特に飲食店のお酒の取り扱いについての基本的対処方針、ここの書き方がまだ定まって、中身がある意味明確になっていないところがある。つまり判断が非常にできないんですね、今のこの基本的対処方針の状況だと。具体的に何を指すかというと、お酒の提供についてのところの記載なんですけども、お酒の提供については、別途通知する一定の要件を満たした店舗において19時まで提供することができることとすると。そしてその要件を満たさない店舗に対しては酒の提供については行わないように要請せよと。ただ、都道府県知事の判断でさらに強い制限をすることができるというのが大枠として定められました。 じゃあ別途通知する一定の要件ってなんなのっていえば、この別途通知が来てないんです、今、大阪府にも。たぶんどこにも来てないんだと思います。じゃあ別途通知する一定の要件の中身って、まだ分からないんですよ、われわれとしても。だから判断のしようがないというのが正直なところです。その中身がどんなものであれ、この対処方針どおりにやりますよっていうのが決定できるところは判断ができると思うんですけど、ここは非常に僕自身も強い問題意識を持っていますので、この間、非常に悩みに悩んで進めているところで、これはもう皆さんもいろいろ日々やりとりしていますからご存じのとおりですけど。