スタイリストに学ぶ、キッチン、ランドリールームの作り方「出しっぱなし」がポイントです
自分の好きな物と暮らす生活を始めてから人生が変わったというプロップスタイリストの二本柳志津香さんの著書『好きなものと上手につき合うインテリア』(主婦と生活社刊)から、今すぐ実践できるインテリアのコツを紹介しているシリーズ。今回は、「キッチングッズ」と「洗濯グッズ」について。なかなか気が乗らない家事を、テンションをあげて行うことができるキッチンやランドリールームの作り方は必見! さっそくそのテクニックをチェックしていきましょう。 【写真9枚】プロのお宅を拝見したら…出しっぱなしなのにオシャレ見え!キッチンやランドリールームを写真で見る
キッチンの方向性に合わせたグッズは出しっぱなし
現在は、東京の自由が丘にある3階建ての狭小住宅で好きなものに囲まれて暮らすスタイリスト二本柳さんですが、この家を建てる前までは賃貸マンションを転々としていたそうです。マンションはすべて仮住まいでしたが、どのマンションのキッチンも、今思い出しても大好きな場所だったのだとか。 それくらい彼女にとって思い入れのあるキッチン。かつてはアメリカンドラマに憧れ、アメリカのジャム瓶や調味料をディスプレイしていた思い出もあるそうです。キッチングッズはすべて収納してすっきりしているご家庭と、手の届くところに出している家庭とがあると思いますが、二本柳さんの家はちょうどこの間に属しています。 ♦︎調理グッズや調味料はディスプレイしているように出しておく 「料理に必要なオイルやよく使う調味料はお気に入りの容器に入れ、雑貨をディスプレイしているかのように出しっぱなし。毎日のように使う鍋もコンロにスタンバイしています。でも気をつけたいのはすべてを出しっぱなしにせず、調理する場所には極力ものを置かないこと。アルコールスプレーを吹きかけて常に清潔な状態ですぐに料理できるようにしています」(以下「」内、二本柳志津香さん) 出しっぱなしにすると一見ごちゃごちゃするように思えますが、毎日使うキッチンなので使いやすさも重視しているという二本柳さん。すっきり何も置かないキッチンもいいけれど、好きな物を厳選して置くことで、意外と絵になるキッチンが作れますね。 ♦︎狭いキッチンでは引き出しを最大限に活用して 「収納すると決めたキッチングッズは引き出しを使って上手に収納をします。様々な形状や用途の収納ケースがあるので、それらを駆使するのがおすすめ。こまごまとしたものがひと目でわかるように分類しておくといいでしょう」