「センセーションを巻き起こした」日米ファンから愛される河村勇輝。絶大な人気でグリズリーズにも“レイカーズ越え”の好影響と地元紙「視聴者数でトップのNBAチームに」
NBAのメンフィス・グリズリーズと2WAY契約を結んでいる河村勇輝は、ここまで14試合に出場。傘下のGリーグ球団メンフィス・ハッスルでも主力として活躍している。 【画像】グリズリーズと2WAY契約を締結!日本人4人目のNBA選手へと突き進む河村勇輝! そんな河村は、ファンの期待値も高い。今季のグリズリーズの試合では、大量リードで第4クォーターを迎えると、観客席から「We want Yuki!(ユウキを出して!)」という声援が送られるのが恒例となっている。 米テネシー州の地元紙『commercial appeal』は「河村勇輝がメンフィス・グリズリーズをいかにして日本の人気NBAチームに導いたか」と題した記事を掲載。ファンの間で定着した声援について次のように綴っている。 「NBAファンがグリズリーズの試合で非公式に勝利宣言をするのは、新人ポイントガードの河村勇輝をコールし始めた時だ。それはグリズリーズファンだけでなく、NBAファンもである」 さらに、現地アメリカのファンから絶大な人気を誇る日本人プレーヤーを「リーグでセンセーションを巻き起こした」と絶賛。「NBAのスモールマーケット・チームと見なされてきたグリズリーズは、世界中の多くのファンを獲得した」と続け、河村がチームにもたらした良い影響を記す。 また、チームへの好影響は日本国内にも及ぶようだ。同メディアは「河村の存在は、グリズリーズが(人気の名門チームである)ゴールデンステイト・ウォリアーズとロサンゼルス・レイカーズに代わって、日本の視聴者数でトップのNBAチームになった」と報道。グリズリーズの日本国内での注目度を、こう伝えている。 「NBAのジャパンストアにおける11月のチームグッズ売上でも、レイカーズとウォリアーズを上回っており、NBAジャパンのSNSでのエンゲージメントでもナンバーワンのチームとなっている」 日本でも現地でも、河村は根強い人気を誇る。世界最高峰のリーグに挑む日本人の活躍に、これからも目が離せない。 構成●THE DIGEST編集部
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