シュライバーは、「両選手のビッグサーブは同等だが、ブレイディのサーブは大坂のものと少し異なり、跳ねる量が多い。ブレイディのフォアハンドも大坂と同じくらい良いかもしれないが、彼らの打ち方は異なる。大坂はフラットでブレイディはもっとトップスピンをかける。もしブレイディがこれら両方のショットで素晴らしい一日となれば十分に勝つチャンスを得るだろう」と分析した上で、「3セット(フルセット)になるが大坂が勝つだろう」と予想。 　3者共に大坂の優勝を支持した。 　スポーツ専門放送局の「ユーロスポーツ」では、4大大会を7度制しているマッツ・ビランデル（スウェーデン）が決勝戦を予想した。 「ブレイディは大番狂わせを起こす力を持っているが、女子テニス界の“新しいボス”の大坂が、どのようなプレーをするか次第だろう。大坂は決してブレイディをみくびることはしないと思う。だが、ブレイディは、（大坂がこれまで対戦した選手とは）少し異なるプレースタイルを持っている。彼女には、強力なトップスピンをかけるフォアハンドがあり、大坂を押し返すことができるかもしれない。サーブも良い。セカンドサーブも良く跳ねる。彼女は大坂をスピンでボールから離すようにしなければならないと思う。ブレイディの唯一の弱点はバックハンドのクロスで向かい合ったとき。逆に大坂はこのパターンで優れている。大坂が優勝の本命だが、決勝はクオリティーの高いものになるだろう」 　スウェーデンテニス界のレジェンドも大坂が有利でレベルの高い激戦になることを予想している。