「似てるけど、全然違いますよ」「まだまだ曲がります」釣り竿はこうやって使い分けましょう!【ツララロッドの特徴解説】
ツララにはRoutesC69MHとPortamento200Bという、長さも使用ルアー範囲も似たベイトロッドがラインナップされている。では、この2本のロッド、どこがどう違ってどう使い分ければいい? そんな疑問を海外釣行経験豊富な釜石佑哉さんが解説! 【画像】「思ったよりデカい…」釣り上げたバラマンディ
似て非なる2本のロッドの違いを説明
こんにちは! TULALAフィールドスタッフのかまちゃんこと釜石佑哉です! 今回はTULALAのパックロッド「RoutesC69MH」と「Portamento200B」を解説します! この2本のパックロッドはとても似ていて、自分は何が違うんだろうと疑問に思ってました。皆さんもこの2つのパックロッド似てるなぁと思いませんでしたか? その2本のスペックは以下の通りです。
曲がり方が異なるので竿の出しどころも変わってくる
RoutesC69MH、Portamento200Bともに仕舞い寸法56cm以下で、機内持ち込みやMサイズのキャリーケースに入ります。そして2本ともキャストウエイトが幅広く小型ルアーからビックベイトまでキャストできるロッドになっています! 実際にこの2本を使って、台湾でバラマンディを釣ってきました! 正直に言って10kgくらいのバラマンディなら余裕でファイトできました。主に使用していたルアーは85gのビッグルアーでしたが2本とも問題なくキャスト可能です。そして、気づいたのが曲がり方の違いです! 2本ともほぼ同じ長さで、アクションがレギュラーファーストですが、同じ角度で曲げてみるとRoutesC69MHはバットが太く硬いため、Portamento200Bに比べてティップ側から曲がっています。Portamento200Bは、RoutesC69MHに比べてバット側から曲がっています。 RoutesC69MHは20kgクラスにも対応できるよう強靭なバットになっており、Portamento200Bと比べるとひと回り太いことがわかります。
大物狙いのRoutesC69MH、怪魚オールマイティのPortamento200B
2本の使い分けとして、RoutesC69MHは20kgサイズでも対応可能なブランクスなので、PEライン4号前後を使ってのビッグフィッシュ狙い。Portamento200BはRoutesC69MHに比べてティップが柔らかいため、10g前後のプラグルアーでも操作しやすく、ターゲットが10kg前後となるような場合。こんな感じで使い分けてもいいと思います! 2本とも極めて汎用性が高いパックロッドなのは変わりないので、なんでも釣ってください! ターゲットに縛られず自分のやりたい釣りをする自分にはうってつけのロッド達ですね! これからもこの2本を使ってたくさん釣っていきます♪
釜石 佑哉(かまいし・たくや)
世界中を旅するワールドワイドなフィッシャーマン。国内では1年の大半を車中泊で過ごし、四季折々の魚を精力的に追う。現在は奄美大島に在住。モットーは「常に挑戦者であれ」。愛称はかまちゃん。