長すぎた夏の疲れをきのこで解消! 舞茸、しめじ、えのきだけ……、体調に合わせたおすすめ「きのこ」をご紹介
朝晩ようやく秋が感じられる今日このごろ。酷暑を経て、夏の疲れを感じていませんか。「きのこは種類によって期待できる健康効果が異なり、体調別におすすめのきのこがあります」と国際中医薬膳師のさとうあいさん。今回は体調に合わせたきのこの選び方を種類別に教えてもらいました。 【画像】しめじはクセが少なくどんな料理にも使いやすい! ヘルシーで食物繊維も豊富なきのこ。ダイエットや健康維持に効果があるのでは、と考える方も多いことでしょう。実は、きのこは種類によって健康効果が違うということをご存知でしょうか。薬膳では全ての食材に効果効能があり、それぞれの特徴があるとされています。 きのこ類は、全般的に風邪予防や免疫力アップが叶う、エネルギー不足解消食材です。 疲れ予防や、風邪をひきたくない際に効果が期待できます。特に秋は夏の疲れが出やすく、感染症や秋バテになりやすいシーズンです。 今回は体調に合わせた、きのこの選び方についてご紹介します。行楽の秋を存分に楽しめる健康な体を手に入れるために、毎日の食事にお役立てください。
◆舞茸
免疫力アップが叶うきのこは何か? と聞かれたら、舞茸は外せません。きのこの中でも特に、体のエネルギーをアップし、免疫を上げる効果が高い食材だとされています。風邪の予防や、疲れ気味の時など、体の機能をアップしたい時におすすめのきのこです。 シャキシャキとした食感が魅力の舞茸ですが、炊き込みご飯や煮物、炒め物など様々な料理に使うことができます。免疫力を上げて、体調を整えたい時には、蓮根や、長芋、他のきのこと合わせて食べることで効果を高めることができます。
◆椎茸
胃腸のケアを叶えるきのこ類が椎茸です。胃もたれしやすい方や、ついつい食べ過ぎてしまう方は、椎茸を活用してみましょう。体のエネルギーアップにも効果があるので、舞茸と一緒に、ダブルきのこメニューとすることで効果アップが期待できます。固い印象のある石づきですが、細かく刻んだり細く手で裂くことで、美味しく召し上がれます。 椎茸は、干し椎茸でも同じ効果があります。干し椎茸はゆっくり水戻しすることで美味しさもアップするので、冷蔵庫に水とともに半日~1日置いてから料理しましょう。