「このまま、一生リモートのつもりですか?」コロナからほぼリアルで会ってない。手抜き連発の子持ち様社員に「これだけは伝えておきたいこと」
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、私たちの働き方は大きく変化した。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。 「中でもリモートワークの普及はかなり大きいでしょうね。これまでの当たり前一転した印象です。ある意味、これで済むならそちらの方がありがたいという人もいるでしょう。しかしここにきていつまでリモートで済ませるのか?と言った問題も出てきています」。 大企業のアマゾンが来年1月からリモートワークを廃止し週5日のオフィス勤務を義務付け、フリーアドレスも廃止すると発表したことも記憶に新しい。 「リモートワークでも仕事に支障がなければもちろん問題ありません。しかし、そうならない現実もあるとよく耳にします。やはり課題が生まれるものですよね」。 今回話を聞いたのは、子持ちを盾にリモートを過剰に使う部下に苦悩しているある女性だ。 ------------------------------------------------------------------------
土屋理恵さん(仮名・44歳)は都内で正社員として働く管理職だ。会社ではコロナ禍を経て出社が強制義務はないものの在宅勤務から出社重視へと傾きつつある。 「リモートできる職種ですが、基本は出社しています。会社の方が環境がいいし、やっぱり直接会わないと進まないことも多いと感じるので。リアルに勝るものはやっぱりないと思うんです。意思決定も早いし、仕事のスピードが全然違います。でもそう思う人だけではないんですよね…」。 同僚や部下の中にはリモートに固執する人もいる。 「若い世代と子持ちは特に顕著。私自身、子供がいるので通勤時間がない楽さは痛いほど理解できます。でも家で仕事をするってそんなに簡単なことじゃないですよね。オンオフの切り替えもできないし、家のこと気になるじゃないですか。結局家事や育児をやりながら仕事するって、私は生産性も集中力も続かない。もちろんそれでもできるのならいいんですが、不都合があると言わざるを得ない状況です」。 例えば気になるのが会議だ。 「リモート会議って離れているからこそ、画面オンにして行うのが基本ですよね。だって顔が見えなきゃ、相手が何を感じているかまるでわからないじゃないですか。聞いてるかどうかもわからない。それなのに平気でオフにする人が後を絶たないんです」。 ーすみません。ちょっと立て込んでるのでオフでお願いします。 直前になってそう申告するのだと話す。 「ちょっとイラッとします。複数人のリモート会議ならまだしも2、3人のミーティングで画面オフを選択されるとやる意味ある?って思っちゃいます。私の考え方が古いんでしょうか?」。 確かにやる意味に疑問を感じるのも無理はない。 「仕事中に立て込んでるって一体なんだよ?って話なんです。ミーティングだってれっきとした仕事なのに放棄していると言っても過言じゃない」。 悶々とする理恵さん。中でも後輩のM実さんには手を焼いていると話す。 「平気で会議の画面も常にオフの彼女。実は一度、画面がオンになっていて明らかなノーメーク×パジャマだったので、いつもそうなんじゃないかな。中途入社のタイプでなんていうか、仕事に対するプライドの低さを感じるんですよね。舐めてんのかな?と思うこともしばしば。この間も…」。 リモート会議開始時刻になったが、M実さんがいる気配がない。 「あれ?って思ってスラックで大丈夫?と送りました。そしたら…」 ーちょっと立て込んでいるので一旦、耳だけ参加でお願いします!
【関連記事】
- 【続きはこちら】「 いつまでリモート?」会議は画面オフ、パジャマで仕事…子持ち様のリモート実態がヤバすぎる。40代管理職が訴える「出社なしで子育てと仕事両立してるとか言わないで」
- 「 最後にもう一度だけ…」50代バツイチ女が挑んだ婚活で20代男子に心酔。心も金も注ぎ込んだ果てに見た「残酷すぎる世界」
- 「 お姉ちゃんの分も産んだじゃん!」貧乏のくせに6人目を妊娠中の実妹。多産DVを疑う姉が感じた怖すぎるある兆候。
- 「子持ち様よ!いい加減にしてよ!」子育て中の部下だらけの部署で働く「40代独身女性」が語る「怒り」とは
- オジサン垂涎のコラボが再び! adidas SPZとC.P. Companyがコラボレーションコレクションを発表。