人質解放に報奨金500万ドル ガザからの安全な退去も保証
ガザ、パレスチナ自治区、11月20日 (AP) ― イスラエルのネタニヤフ首相は11月19日、新任のカッツ国防相とともにパレスチナ自治区のガザ地区を視察し、同地区を実効支配しているイスラム武装組織ハマスに拘束されている人質解放に協力するパレスチナ人には、ガザ地区からの安全な退去と500万ドル(約7億7000万円)の報奨金を支払うと表明した。 ハマスが昨年10月7日、約1200人の大部分の民間人を殺害した奇襲をきっかけにイスラエルとの戦争が始まったが、その際に拉致された250人の人質のうち依然として100人余りがハマスに拘束されている。 人質の約3分の1は死亡したとみられている。 パレスチナ保健当局によると、この戦争でこれまでに4万4000人が死亡したという。 (日本語翻訳・編集 アフロ)