【手軽で万能、箒の魅力】古から変わらない形状の、天然素材の箒。
白木屋傳兵衛 天保元年(1830年)、東京・銀座にて畳表の商いを開始。京橋に移転後、江戸箒の製造・販売専門に。 ●東京都中央区京橋3・9・8 白伝ビル1F TEL.03・3563・1771 10時~19時 日曜休
天然素材の箒の扱い方は?
Q.ホコリが舞いにくい掃き方のコツは? A.箒を振り回すような大きな動作は避けて。外側から内側に向かって掃き、先を返して払わずに、スッと止めることです。茶殻やコーヒーかす、濡らした新聞紙を細かくちぎったものを撒いてから掃く方法も有効です。(中村さん)
Q.天然素材の箒のお手入れ方法は? A.基本的には吊るしておけばOK。室内使用ではさほど汚れることはありませんが、気になる場合は、穂先に向かって上から下に濡れたタオルで拭いて。穂に掃きグセがつき始めたら、霧吹きなどでたっぷりめに水を吹いてから手櫛で整えます。
Q.虫がつくことはありますか。またついた場合の対策は? A.特にうちの商品は草の鮮度が高いので、虫がつくことはあります。編み上げの部分に穴があいているのを見つけたら殺虫剤をスプレーしてください。しまい込まずに、風通しのよい場所に吊るし、こまめに使うと防虫にもなります。
◆江戸長柄箒・「特上」
やわらかさや弾力性に優れる草を選り分け、穂先が細かい草を多く含ませたタイプ。畳やフローリングに最適な掃き出し感とバネ感がある。長柄は両手で持って使う。
◆江戸手箒・「上」長柄
スタンダードな江戸箒。畳、フローリング、絨毯、カーペットにとオールマイティ。通常の手箒よりも柄が長く、長身の人向け。現代人のニーズに応じた新商品。
◆江戸手箒・「上」
スタンダードな江戸箒。片手で使う箒のなかで、最も軽さを追求して編み上げてある。畳、フローリング、絨毯、カーペットにとオールマイティ。
穂先が床面と平行になるように柄の上部の際を持つと、箒の重さを感じず楽に掃除ができる。
◆江戸手箒 おてがる
穂幅が狭く小回りが利く、リーズナブルな江戸箒。畳、フローリング、絨毯、カーペットと、どこでも〝おてがる〞に使える。サブの掃除用品としても。