400戦目のグランプリを迎えたアロンソ、体調不良でメディア対応をキャンセル。金曜FP2での復帰に向け回復に専念/F1第20戦
アストンマーティンは、フェルナンド・アロンソが体調不良のため、木曜日に予定されていたF1第20戦メキシコシティGPのメディア対応を欠席したことを認めた。チームによると、アロンソはアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスでの走行初日である金曜日までに回復することに集中しているということだ。 【写真】2024年F1第20戦メキシコシティGP木曜日 フェリペ・ドルゴヴィッチ(アストンマーティン リザーブドライバー) シーズン中に2回のフリー走行でルーキーを起用するという義務があることから、アストンマーティンではリザーブドライバーのフェリペ・ドルゴヴィッチが金曜日のFP1でアロンソのAMR24を引き継ぐことが予定されていた。そのため、アロンソはFP2でコクピットに戻ることになる。アストンマーティンは次のように発表した。 「フェルナンド・アロンソは体調不良のため、メキシコシティGPのメディアデーには出席しない」 「フェルナンドは金曜日には100%の調子で臨み、AMR24でフリー走行2回目に復帰する予定だ」 体調不良ではあるものの、今週末のメキシコシティGPはアロンソにとって特別な意味を持つ。このグランプリは、アロンソにとってF1での400回目の出走を記念するものであり、彼の長年の活躍とスポーツに対する揺るぎない情熱を浮き彫りにする節目となる。 「達成できるのは素晴らしいことだ」とアロンソはメキシコシティGPを前に語った。 「もちろん、チャンピオンシップとレースでの勝利はドライバーとしての僕たちにとって最も重要なことだ。でも同時に、それはスポーツに対する僕の愛情と、20年以上にわたって非常に高いレベルでパフォーマンスを発揮しなければならない規律を示すものでもある」 「その間に、僕はすべてのレーシングドライバーが夢見ることを達成した。それは、世界チャンピオンになることだ。そして、最高のレーストラックで世界最高のドライバーたちと競い合うという素晴らしい経験をしてきた」 「合計レース数がさらに400レース増えるとは思わないけれど、今後数年間で少なくともあと40から50レースには出場できるだろうと期待している」 [オートスポーツweb 2024年10月25日]