赤裸々告白「学校現場から上がる悲鳴」2024総集編 実名では語れない、生の声から見えてくるもの
「工業科軽視」する普通科教員に不信感
今回話を聞いたのは、昨年まで高校の教員だった木村直彦さん(仮名)。大学の工学部を卒業後、公立工業高校で教鞭をとっていたが、その高校が普通科高校と統合。再編をきっかけに、普通科教員との軋轢に直面したという。精神的なストレスを抱え、退職を余儀なくされた木村さん。いったい何があったのだろうか。 高校統合で「工業科軽視」する普通科教員に不信感、曖昧な教育方針に潜む危険 進学指導に過度な干渉、生徒の可能性潰す恐れ
給与半減に1年で「転勤」、定年後の再任用教員経験者
今回、話を聞いたのは、40年以上にわたって公立高校の教員を務めた佐々木直樹さん(仮名)。定年退職後にフルタイムの再任用教員となったが、「扱われ方に納得がいかなかった」と振り返る。どこに納得がいかなかったのか。「再任用教員のリアル」を追った。 給与半減に1年で「転勤」、定年後の再任用教員経験者が語る「意欲を削ぐ扱い」 「せめて担任を望むかどうか希望聞いてほしい」
「吹奏楽大嫌い」、1校1人音楽科教員の闇
今回、話を聞いたのは、公立中学校で音楽科教員をしている高木藍子さん(仮名)。新卒時から“音楽科教員ならでは”の扱いに戸惑ってきた。とりわけ我慢できないのが、「吹奏楽部の主顧問をさせられること」という。いったい、どういうことなのだろうか。 「吹奏楽大嫌い」でも吹奏楽部主顧問から逃れられない、1校1人音楽科教員の闇 音楽関連ならすべて対応して当然?圧力に不満
ワンオペ事務職員が呆然、教員の衝撃行動
今回取り上げるのは、学校事務職員の現場。「教員の『コスト感覚』の意識の低さにはもどかしさを感じる」と語る水沢優子さん(仮名)から見た「教員のリアル」とは。 ワンオペ事務職員が呆然「印刷ミスで大量廃紙」「備品壊す」教員の衝撃行動 ルールや期限にだらしなくコスト意識低い人も
「家庭科」非常勤講師が語る悲哀
今回話を聞いたのは、過疎化が進む地域で家庭科の非常勤講師をしている平野輝代さん(仮名)。複数の中学校・高校を掛け持ちしているが、時間外労働を余儀なくされているほか、専任教諭からモラハラを受けることもあるという。平野さんの境遇から見えてくる「家庭科教育」のリアルとは? 薄給にモラハラ、時間外も食材手配に奔走…「家庭科」非常勤講師が語る悲哀 他教科との掛け持ち教員多く、未履修の疑いも