優勝戦の絶好枠を手にした福来剛/ボートレース平和島
ボートレース平和島の「第63回サンケイスポーツ杯争奪第54回東京ダービー」は8日にシリーズ5日目を迎えた。メインは終盤3個レースで行われた準優勝戦。 10Rでは一瀬明の全速を抑えきった佐藤隆太郎がイン逃げを決め、11Rでは濱野谷憲吾の差しを許さず巧みなターンで今泉友吾が勝利。12Rでは長田頼宗の攻めを受け止めた福来剛がしっかりと逃げ切り、1枠勢が全勝する結果となった。 前々節、前節で1枠勢が次々と着外に沈んだ波乱とは対照的に、今回は本命サイドでの決着が続いた。 V戦に出場する6名は、初日の「新春特別選抜」や2日目の「東京ベイ選抜」で活躍した主力メンバーが揃い、まさに正月決戦にふさわしい布陣となっている。 「東京ダービー」は地元選手にとって特別なタイトルであり、福来剛はV戦1枠という絶好の位置から優勝を狙う。彼の気合の入ったターンが注目される最終決戦に期待が高まる。
マクール